フォトウェディングの失敗談!事前に知っておきたい注意点は?
近年、結婚式のかわりにフォトウェディングを選択するカップルが増えています。費用を抑えて気軽にふたりの思い出を残せるのがメリットである一方、費用やヘアメイクなど後から失敗したという声も少なくありません。
この記事では、国内最大級のフォトウェディング「デコルテフォト」編集部が調べたフォトウェディングでの失敗談をもとに、間違えがちな注意点や対策もお伝えします。ぜひ参考にしてみてくださいね!
フォトウェディングは人気があるのに失敗しがち?事前に確認したい点
スタジオ撮影からロケーション撮影、家族と一緒に撮影もできるなど、さまざまなスタイルが人気のフォトウェディング。低予算かつふたりのペースで計画を進められるのも魅力のひとつ。
しかし、人気のフォトウェディングにも失敗談が多数あるのをご存知ですか? 例えば以下のような失敗談があります。
- 予算を超えた費用になってしまった
- ウェディングメイクのイメージが思ったものと違う
- 気に入った衣裳が選べなかった
- 撮影時に緊張しすぎて固くなってしまった
- アルバムとデータを迷った結果、失敗した
- 写真の仕上がりが微妙だった
など、事前に確認しておかないと「こんなはずじゃなかった……」と後悔してしまうことも。
この記事では、フォトウェディングでありがちの失敗談だけでなく、後悔しないために注意したい点も具体的に解説します。フォトウェディングをふたりのかけがえのない思い出にするために、ぜひ参考にしてくださいね!
フォトウェディングの「費用」で失敗①追加料金だけじゃないキャンセル料とは?
フォトウェディングの失敗談でもっとも多いのが「費用」について。具体的には以下のケースがあります。
- 基本プランのほかに追加費用が必要だった
- 天候で延期にしたらキャンセル料がかかった
- プラン外の交通費やお車代など思わぬ費用がかかった
フォトウェディングの追加費用に関しては、基本プランの内訳に注目してみて! フォトウェディングの基本プランでは、一般的に衣装と新婦のヘアセット、撮影データ、スタジオ撮影料などが設定されています。
日時指定に関する「土日祝日・早朝・延長料金」や、撮影の仕上がりを左右する「フォトグラファーの指名料」「衣裳のグレードアップ料金」「小物の持ち込み料金」「レタッチ料金」「新郎のヘアセット」などは追加費用になる場合がほとんど。
キャンセル料金に関してもフォトウェディング会社により設定が異なります。予約時に申込金が必要な場合や雨の日の延期・日程変更には変更費用がかかるなど、事前にどこまでの変更がキャンセル料を伴うのかについても確認するのがおすすめです。
さらに、ロケーション撮影を寺社や公園などで行う場合、自分たちの交通費や親族へのお車代に加えて施設使用料として施設へのお金の支払いが発生することがあります。
安い料金プランだと思って申し込んでも、理想のフォトウェディングを叶えるための追加代金がかさむと、「思ったよりも費用が高くなった……」と後悔するカップルも多いのが事実。一度、予算に収まるか細かくシミュレーションしてみるのが後悔しないポイントです。
デコルテフォトグラフィーでは、基本プランには撮影小物一式や出張料、アクセサリー、レタッチ(美整補正)、ヘアメイクアテンドなどが含まれています。安心してロケーション撮影が楽しめますよ♪
フォトウェディングの「ヘアメイク」で失敗②間違いなくイメージを伝えるポイントは?
続いて多いのが「ヘアメイク」についての失敗です。結婚式では本番前にヘアメイクの確認のためにリハーサルメイクがあるのが一般的ですが、フォトウェディングでリハーサルメイクを行うスタジオは多くありません。そのため、理想のヘアメイクが上手く伝わらず、満足できない仕上がりになってしまうことも。具体的な失敗談は以下の通りです。
- 希望を伝えたものの、イメージ通りの仕上がりにならなかった
- おまかせでと伝えたが、自分に似合わない気がした
- 衣装と合わない髪型になっていた
- ヘアカタログのスタイルからしか選べなかった
- 撮影中に前髪やメイクが崩れてしまった
撮影当日に初めて会うヘアメイクさんに頼むため、上手く意思疎通ができないと、理想通りの仕上がりにならないことも。そのため、理想のヘアメイクのイメージがある場合は、イメージに近いヘアメイクの写真を持参したり、衣装の雰囲気なども事前の打ち合わせ時にイメージをはっきりと具体的に伝えるのがおすすめです
また、撮影中にヘアメイクが崩れてしまうことも考慮してロケーション撮影では、ヘアメイクの同行を依頼するのもよいでしょう。事前にヘアメイクさんが最後まで同行してくれる撮影プランもありますよ。
ヘアスタイルは、写真の仕上がりにも直結します。もしこだわりや理想のヘアスタイルがある場合は、事前に相談にのってくれるスタジオやプランを選ぶと安心ですね。
フォトウェディングの「衣装」で失敗③見落としがちな肌のケアもチェック
- 気に入った衣装は追加代金がかかった
- イメージに合う衣装のサイズがなかった
- 着たい衣装がすでに予約済で諦めるしかなかった
- 撮影当日に衣装を決めたため、選ぶ時間が少なかった
- 衣装に合わせた小物を用意したが持ち込み料金がかかった
衣装選びはフォトウェディングの充実度を決める重要な項目。気に入った衣装や自分に合うサイズがなかったりすると、妥協をして衣装を選ばなくてはなりません。また、気に入った衣装があったとしても追加代金がかかって予算オーバーになり、泣く泣く諦めて他の衣装を着用した、なんてことも。
フォトウェディングスタジオを選ぶ際には、衣装の品揃えについて早めに確認しておくことがおすすめです。プラン内でレンタルできる衣装の種類や撮影前に試着して選べるかどうか、プラン外の衣装を選んだ際の追加代金などは、打ち合わせのさいに優先して聞いておきましょう。
デコルテフォトグラフィーでは、事前に衣裳合わせや相談会の時間があるので、衣裳をじっくり選べるのも嬉しいポイント。200着以上の衣装のなかから選べるので、お気に入りの1着を選ぶまでの時間も楽しいはず♪
シェービングやウェディングエステのタイミング
また、衣裳選びが終わったら、見落としがちな肌がでる部分のケアも考えておきましょう。フォトウェディング撮影の約1ヵ月前から短期間なら、以下のような準備をしておくのがおすすめですよ。
- フェイシャルエステを短期間集中で通う
- ネイル・ハンドケアは撮影直前の日に予約し、綺麗な状態をキープ
- デコルテや背中、うなじなどのシェービングも撮影2、3日前に設定
時間がない方は数回だけのチケットタイプのものや1日集中コースなど、自分に合う方法でお手入れをしてみてくださいね。
フォトウェディングの「撮影」で失敗④後悔しないようにする注意点は?
- カメラに緊張して表情やポーズが堅くなっていた
- フォトグラファーに自分たちの希望が上手く伝わらない
- 家族やペットと一緒なら緊張が溶けたのかも
- 時間がなかったから諦めたけどチャペルでの写真も欲しかった
とくに観光地でのロケーション撮影を行なう場合、多くの人が行き交うなかで撮影を行う場合もあります。想像以上に緊張して表情が堅くなってしまう場合も。普段、写真を撮る機会が少ない方は、事前に笑顔やポーズの練習をしておくのもおすすめです。
また、多くのスタジオでは、フォトグラファーの紹介や撮影した写真の事例をサイト内に記載しています。自分の希望や雰囲気に合うフォトグラファーがいたら、指名するのもおすすめです。
結婚式をせずにフォトウェディング撮影のみを行う場合、「結婚式のように家族に感謝を伝えられなかった」「結婚した実感がわいてこない」といった悩みを抱えることも。そんなカップルにおすすめなのが、チャペルでのフォトウェディング撮影です。デコルテフォトグラフィーではスタジオもあるため、結婚式さながらの雰囲気ある写真を撮影できます。
さらに、撮影を家族に見てもらい、ときには一緒に撮影に参加してもらうことで、思い出に残るフォトウェディングとなるでしょう。家族への感謝を伝えたいなら、撮影の最後にサプライズで花束を渡したり、手紙を読んだりする時間を取るのもいいですね♪
「写真データ」での失敗⑤フォトウェディングで気に入った写真が購入できない?
たとえ写真がイメージ通りであったとしても、仕上がった写真データが手元に入らないと満足のいくフォトウェディング撮影だったとは言えません。撮影データに関する失敗談は以下の通り。
- 写真データの納品数が少なかった
- 両親や祖父母に見せるため、アルバムも手配すればよかった
- データで見ると意外と暗く、自然な加工やレタッチくらいはしておけば良かった
フォトウェディングでは平均100〜150カットのデータを選択できるのが一般的。安い撮影プランを選ぶと、カット数が50未満と少なかったり、レタッチや加工は別料金だったりする場合もあります。
また、データのみやアルバムのみなど、プランによって撮影した写真の受け取り方も異なります。自分たちでアルバムを作ろうと思ったが、大変だったから「アルバムも付けてもらえばよかった」などと後悔する声もあるため、事前にどの保管方法が良いか考えておきましょう。
スタジオ側でのレタッチサービスがある場合は、肌荒れや毛穴などの補正をしてくれるため、より満足度が高くなるでしょう。予約するプランにレタッチが含まれているか、別料金なのかを確認しておくのがおすすめです。
デコルテフォトグラフィーでは、すべての撮影にライブレタッチがついています。高度な補正技術を使って美肌やスタイルアップ・小顔効果など、一人ひとりに合わせたカスタマイズができるので、満足のいく仕上がりになりますよ♪
フォトウェディングで失敗したくないなら「スケジュール」に余裕をもって
フォトウェディングで失敗したくないなら「スケジュール」にも目を配っておきましょう。プランの予約は3ヵ月前には済ませておくのがおすすめ。春の桜や秋の紅葉シーズンは予約が埋まりやすくなるので、6ヵ月〜1年前の予約も考えましょう。
予約後のスケジュールには、衣裳合わせや打ち合わせがあります。特に、フォトウェディングは結婚式に比べて打ち合わせ回数が少ないです。気になる点や希望があれば、メールでもすぐに伝えるようにしましょう。
撮影が近づいてきたら、持ち物の準備や体調管理もお忘れなく。白足袋やブライダルインナー、ストッキングなどは自分で用意する場合が多いので、どこまでプランに含まれているか事前に確認しましょう。
撮影当日は、ヘアメイクから移動、撮影と慌ただしく過ぎていきます。そのため、前日には睡眠をしっかりと取り、万全な状態で撮影に臨みましょう。
フォトウェディングの「仕上がり」で失敗したくないなら、ふたりでイメージを話し合おう
フォトウェディングの満足度を左右する「仕上がり」で失敗したくないなら、どのようなシーン・ポーズ・雰囲気で撮りたいのか事前に理想のイメージを決めておくのがおすすめです。以下のような多彩な撮り方やプランを参考にしてみてはいかがでしょう♪
フォトウェディングで失敗しないチェック項目リスト
最後に、フォトウェディングで失敗しないためのチェックリストをまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。
- 基本プランに含まれる内訳を確認する
- 理想のヘアメイクや衣装イメージを早めに決める
- 撮影イメージに合うフォトグラファーを探す
- 追加したい項目の費用について確認する
- 選べる写真データ数を確認する
- 撮影のポーズや表情を練習
- 写真データの補正やレタッチの仕上がり度合いもチェック
フォトウェディングでは、結婚式と比べて打ち合わせ回数や時間が少ない傾向にあります。そのため、まずはふたりでイメージする理想の撮影や衣裳、雰囲気などを話し合い、早めに決めていくのがおすすめ。固まったイメージを、まとめてスタジオに伝えることで、ヘアメイクや衣裳、撮影の方向性が掴め満足度の高い仕上がりになりますよ♪
まとめ
この記事では、フォトウェディングでありがちな失敗談を紹介しました。フォトウェディングで後悔しないためには、事前の準備や確認がとても大切! ふたりで話し合う機会も増えるため、スケジュールに余裕を持って準備を進めましょう♪
この記事の内容を参考にして、後悔しないフォトウェディングにしてくださいね!
ライター/髙橋美咲