入籍日の過ごし方マニュアル!素敵な1日を叶えるアイデアが満載
「今日から夫婦になる」という記念すべき入籍日。せっかくなら素敵な1日にしたいけれど、届け出のほかに、どう過ごせばいいのか分からない……。そんなカップルも多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、入籍日の特別な過ごし方を、先輩夫婦の話や画期的なアイデアを交えて紹介していきます。
入籍日前日や毎年の記念日の過ごし方を知りたい方も、ぜひチェックしてみてください。
入籍日の過ごし方!素敵なアイデアで記念に残る1日に
入籍日の過ごし方に、正解はありません。それぞれのカップルが「いい」と思う過ごし方が正解です。
婚姻届を提出したあとは、家でまったりお祝いディナーをしたり、改めて両家に報告のための挨拶回りをする場合もあります。
また、婚姻届の提出前は、何かと準備に追われがちですが、晴れやかな待ち望んでいた瞬間を迎えるための準備も大事です。
入籍日当日や、前日にどう過ごせば特別な記念日になるのか、国内最大級のフォトウェディング「デコルテフォト」編集部が調査したアイデアをチェックしていきましょう。
入籍日当日の届け出に行くまでの過ごし方
まず、婚姻届を提出するまでの過ごし方をご紹介します。提出前は、いわば記念すべき瞬間の準備期間です。
進めておくべき3つの準備を見てみましょう。
美容室でヘアセットをする
忘れ物や新生活の準備に慌ただしいなかで、自分の身なりが準備できていないことも。婚姻届を提出する前には、美容室でヘアセットをしておくのがおすすめ。
自分ではできない可愛いヘアアレンジをしてもらって、気分を高めれば、人生の節目にふさわしい幸せな気持ちにもなるでしょう。
予約の際に入籍日だと美容室に伝えておけば、素敵なヘアセットにしてくれること間違いなしですよ!
入籍フォトを撮る
定番ともいえる過ごし方のひとつが、入籍フォト(エンゲージメントフォト)の撮影です。届け出前に限らず、婚姻届と婚約指輪をセットで撮るのがトレンド。
もちろん、役所の前での撮影もいいですが、せっかくの記念日ならプロのカメラマンにスタジオで撮影してもらうのがおすすめ。
デコルテフォトグラフィーの入籍フォトでは、婚姻届けを持った一枚や、ふたりでサインする姿を、フォトグラファーの技術で素敵に残せるのがポイントです。
手紙やプレゼントを準備する
いつもは恥ずかしくて、うやむやにしてしまう気持ちも、お互い素直に綴ってみてください。
結婚1周年を祝う「紙婚式」へ向け、未来の相手に対して手紙を書くのも素敵ですよ。これから人生を共にする相手へ「今日から夫婦として歩んでいくんだ」との思いが高まるでしょう。
入籍日当日を特別な記念にする過ごし方
ここからは、入籍日当日におすすめの過ごし方をご紹介していきます。
入籍日は婚姻届を出すだけとはいえ、カップルとして最後のデートができる日。ふたりの思い出を振り返りながら過ごせば、さらに記念に残る1日になるはず。
「入籍日はどのように過ごそう?」と迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
両家に挨拶に行く
入籍届を提出した後は、改めて両家に挨拶に行くことを検討してみてください。
今日まで大事に育てた娘や息子が、パートナーを連れてきちんと報告に来てくれたら、きっと両親も嬉しいはずです。入籍の報告とともに、今まで育ててくれた感謝を伝えてみましょう。
届け出のために両親と一緒に役所に行く、もしくは、届け出後に両家もしくはいずれかの両親を交えて食事会をするのもおすすめです。
また、両親が遠くに住んでいて、直接の訪問がむずかしい場合、電話で報告しても喜ばれること間違いなし!
お世話になった人へ挨拶する
両家に対してだけでなく、今までお世話になった人に挨拶に行くのも大事な機会です。何かとサポートしてきた人から入籍の報告を受けたら、我が子が巣立つ時のような気持ちになってくれるかもしれません。
報告すべきお世話になった人は、友人や学校の先輩だけでなく、職場の上司や恩師をはじめ、振り返ると多くいるはず。
大事な相手に連絡をとって「きちんと報告する」という姿勢を見せれば、自分の気持が改まるだけでなく、相手とも今後ますます良好な関係を保っていけるでしょう。
思い出の場所でデートする
入籍日当日は、2人の思い出の場所でデートするのもおすすめです。思い出の場所としては、初めて会った場所や告白した場所、初デートの場所、プロポーズした場所など。
初めて出会った場所に訪れると、初心を思い出して、新鮮な気持ちで入籍日を過ごせるでしょう。
あえて大喧嘩した場所や、別れ話に発展した場所へ訪れるのも、「今となってはいい思い出だね」と言い合えて、感慨深い気持ちになるかもしれません。思い出話に花を咲かせながら懐かしい景色を巡ってみてください。
結婚指輪を受け取りに行く
入籍日当日を、結婚指輪を取りに行く日に設定してみるのもアイデアです。結婚指輪は、結婚の証。夫婦として歩み始める日にぴったりの過ごし方といえます。
また、結婚指輪をまだ作っていないカップルは、入籍日にオーダーしに行くことも考えてみてください。結婚指輪のオーダーや受け取りには時間がかかるため、受け取り日と入籍日をあわせたいなら早めに予約しておきましょう。
特別なディナーをいただく
記念すべき入籍日当日は、特別なディナーをいただくのにぴったりな日です。
いつもは行かないホテル内のレストランなど、ちょっぴりリッチなお店を予約してみてください。「夫婦になった」という特別感をより味わえるでしょう。
もしくは、初デートで行ったお店や、記念日をお祝いしていたお店を選ぶのも感動的な1日になるはず。
ディナーに行くときは、美容室でしてもらったヘアセットに合わせて、少しフォーマルなスーツやドレスに身を包むと完璧ですよ。
家でゆっくりお祝いする
「仕事で十分な準備ができていない…」という方は、お家でゆっくりお祝いしてみてください。ふたりでお祝いのための料理を作ったり、ケータリングを利用してピザやお寿司を取ったり。
入籍記念用のケーキを買っておいて、映画を見ながらまったり食べるのもいいでしょう。
特別なことはしないけれど、いつも通りの日常の中に、お祝いの要素がちょっぴり加わる
1日もまた素敵ですよ。
心からリラックスできるお家だからこそできる、夫婦の過ごし方を考えてみてください。
役所で必要な手続きする
届け出のために役所に行ったら、新生活に必要なその他の手続きも済ませてしまいましょう。役所は基本的に平日のみの営業のため、。婚姻届の提出以外にも、入籍にあたって必要な手続きを確認しておくのがおすすめ。
一般的には、氏名や住所、運転免許証やパスポートといった身分証明書の変更、健康保険・年金の変更手続きなど。
それぞれ課は違うものの、役所での手続きをまとめておくと、1日で夫婦としての初仕事がスムーズにいくはず。
結婚式や新生活の準備を進める
入籍日当日にお休みをもらったなら、結婚式や新生活など、2人の未来に向けた準備の日にあてるのもいいかも。気になる結婚式場に足を運んでみたり、同居に必要な家電やインテリアを探してみたり。
「これ新居に合いそう!」「お揃いにしたい!」といった会話をしながら、必需品を揃えるのも、入籍日にふさわしい過ごし方のひとつです。
結婚式関連のことをスムーズに進めたいなら、予めブライダルフェアの予定を入れておいたり、式の打ち合わせの予定を入れておくのもおすすめですよ。
神社を参拝する
普段と違った入籍日当日の過ごし方には、神社を参拝するというのもあります。
日本には、神様に何かを誓ったり、お願い事をするときに神社の神様に手を合わせたりする風習があります。新居の近くの神社に赴き、「これから夫婦として頑張っていきますので、どうか見守っていてください」と神様に報告してみましょう。
縁結びや恋愛のご利益がある神社なら、なおよいご利益が得られるかもしれません。
参拝後は、入籍記念として夫婦用のお守りを購入するのもおすすめです。
入籍記念旅行をする
夫婦として初めての旅行は、付き合っていた頃とはまたひと味違って、新鮮かつロマンチックなひとときになるはずです。
また、入籍記念旅行の地は、その後の結婚記念日に訪れても素敵ですよ。
入籍届を出した足で出発するだけでなく、必要な書類を準備しておけば旅先の役所で婚姻届けを提出できます。
旅行の時間が取れない方は、近場のホテルや旅館に泊まるだけでも、非日常な1日を過ごせるでしょう。
入籍日当日のスケジュール!先輩カップルの1日
「いよいよ入籍日当日、先輩カップルさんたちはどう過ごしてたの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで次は、先輩カップルのリアルな1日のスケジュールを大公開します。
こちらを参考に、2人にぴったりの特別な1日を計画してみてください。
【朝】特別な1日の始まり
入籍当日は、多くの先輩カップルが、普段より少しゆっくりとした朝を迎えているようです。
早起きして2人でモーニングに出かけ、カフェでゆっくり朝食をとりながら、これからの生活について語り合ったり。
今日のために新調したお揃いのパジャマ姿で「おはよう」を言い合ったあと、ちょっと贅沢な朝食を作ってみる「家でまったり派」も。
いつもより高級な食材を使ったり、普段作らないメニューに挑戦してみたり、入籍日当日という特別感を味わうカップルが多いようです。
こんな先輩カップルも!
「旦那さんがカメラマンなので、朝から入籍フォトを撮りました。婚約指輪を開封するシーンから、届出に行くシーンまで、思い出たっぷり!」(20代女性)
【午前】いよいよ婚姻届の提出へ
朝食後は、ドキドキしながら2人で役所へ。
役所に向かう時間は、混雑を避けるために午前中でも早めの時間帯を選ぶカップルが多いようです。
役所に行ったら、同じく婚姻届を提出するカップルに遭遇して、「ほっこりした!」という方も。
提出が終わったら、記念に役所の前でデザイン婚姻届を掲げ、入籍フォトを撮影をするのが定番のようです。セルフで撮影したり、プロのカメラマンに撮影してもらったり、撮影方法はカップルによってさまざま。
入籍フォトを撮影した後は、地元の思い出の場所を巡って、この日の一大イベントである婚姻届けの提出は完了です。
【午後】2人らしく過ごすひととき
午後は、両家への挨拶を済ませるカップルが多いようです。
直接会って報告するカップルもいれば、電話やビデオ通話で報告するカップルもいましたが、感謝の気持ちを伝える機会を大事にしているよう。
実家に行ったら「おめでとう!」とお祝いしてもらったじちで、思わずジーンとしたという方もいました。また、予約していた贅沢ランチを食べたり、気になっていた映画を見たり、2人きりの時間を大切にしたい派のカップルも。
2人らしい時間を過ごすのが一番です。
こんな先輩カップルも!
「ちょうど2月14日だったので、仕事からの帰宅後にチョコ三昧しました。ふたりとも食べるのが好きなので。笑」(30代女性)
「予約していたランチに行ったあとは、いつものカフェへ仕事の勉強をしに行きました(ふたりとも同じ職業です。)」(30代女性)
【夕方】入籍日の締めくくり
夕方から夜にかけては、ふたりだけの特別な時間。夜景の見えるレストランでロマンチックなディナーを楽しんだり、思い出のレストランで特別なコースを堪能したり。
ホテルのレストランを予約して、夫婦になった記念に「乾杯!」とシャンパングラスを合わせればグラスの中の泡もお祝いしてくれます。
こんな先輩カップルも!
「初めて誕生日を祝ってもらったレストランでご飯をしました。また思い出が増えたのと、感慨深かったです」(20代女性)
大切なのは、2人にとって心地よく、幸せを感じられる1日にすること。「こんな過ごし方がしたい!」というアイデアを見つけたら、ぜひ取り入れてみてください。
入籍日前日も大事!おすすめの過ごし方
入籍日前日の過ごし方もご紹介します。人生の節目となる日が明日に迫るとなると、ソワソワして落ち着かないもの。
入籍日前日に気持ちを落ち着ける、おすすめの過ごし方を見てみましょう。
それぞれの実家で独身最後の日を過ごす
独身最後の日にあたる入籍日前日は、それぞれの実家で過ごすのがおすすめです。
「記念すべき日の前日をパートナーと!」と考えるかもしれませんが、両親や兄弟姉妹、祖父母など、家族水入らずの時間を過ごせるのは今日まで。
もし地元を離れるなら、家族で集まる機会はさらに減ってしまうでしょう。
一緒にランチやディナーをしたり、家族で撮った写真や動画を見返したりして、ゆっくり思い出話をしてみてください。実家で過ごす中で、大事に育ててくれたお礼も伝えられると良いですね。
友人とパーティを楽しむ
入籍日の前日は、お互いに友人とパーティを楽しむ「バチェラーパーティ(バチェロレッテパーティ)」が流行しています。
バチェラーパーティ(バチェロレッテパーティ)とは、結婚前の新郎・新婦が同性の友人を招いてパーティをし、にぎやかに独身の最後の夜を過ごすイベントです。
元々は海外の風習ですが、近年では日本にも広まってきています。とくに決まりはないため自宅やホテルで集まり、いつもの感覚で友人たちと楽しんで♪
「明日から(パートナーと)財布をひとつにする」前に、バーで飲み明かしたり、豪華クルージングと豪遊するのもアリかも。ただし、翌日からのことを考えて、羽目は外し過ぎないよう要注意です。
入籍記念日の過ごし方!毎年のお祝いアイデア
最後に、毎年の入籍記念日におすすめの過ごし方をご紹介します。入籍記念日だからこそできる素敵な計画を立ててみてください。
毎年のお祝いに取り入れるとよいアイデアをチェックしてみましょう。
入籍日とまったく同じ写真を撮る
入籍日に記念撮影をした方は、記念日にも同じポーズ・場所で再度撮ってみてください。1年前とは違った写真を見比べながら年月を重ねると、ふたりの人生の軌跡がうかがえる思い出深い写真になります。
撮影をプロのカメラマンにお願いしたい場合は、入籍記念日の撮影予約が取れるか確認しておくとスムーズです。
手紙・プレゼントを準備して贈りあう
結婚25周年にあたる「銀婚式」が有名ですが、1年目から夫婦柄円満の習わしがあります。入籍日に、プレゼントを贈る場合は、周年に合わせた品物をチョイスしてみてください。
- 結婚1年目「紙婚式」は、真っ白な状態からのスタートを意味する、手紙やアルバムなどの紙製品
- 結婚2年目「綿婚式」は、柔らかく暖かい家庭を築く意味で、ハンカチやシャツなどの綿製品
- 結婚3年目「革婚式」は、しなやかで強い関係性を意味する、財布やキーケースなどの革小物
気持ちを伝えあうのが苦手なカップルは、意味を込めたプレゼントを贈って相手への真心を表現してみて。
特別ディナーでサプライズを仕掛ける
入籍記念日の夜は、入籍日当日に行ったお店で、ディナーを予約できれば「記念日にまた来ようね」と約束の有言実行にもなります。
また、記念すべき年には、サプライズを仕掛けるのも一手です。花束だけでなく、プレート付きのケーキや記念日向けのコースを展開しているお店は多々あります。相手が喜ぶもので変わらぬ愛を伝えてみましょう。
旅行で記念日をふたたび祝う
入籍日当日に旅行に行ったなら、毎年の記念日にも同じ旅行先を訪れてみてください。「今年も変わらず一緒にこの地に来れた」と、お互いの愛情や成長を実感できるでしょう。
5周年や10周年など、節目の年には、ホテルや旅館の部屋をグレードアップするのも素敵です。
旅先でお土産をひとつずつ買いそろえていけば、思い出も積み重ねられていって、家にいても幸せで満ちあふれるはず。
まとめ
入籍日は人生の大切な節目ですが、「こうしなければならない」という決まりはありません。思い出の場所でデートをするなど、夫婦ならではの過ごし方がたくさんあります。
せっかくの記念日は先輩カップルのリアルなスケジュールも参考にしながら、最高の1日を計画してみてください。
ライター/nene