写真の写りが悪い?原因と対策を知って最高の思い出を残そう!
こんにちは。国内最大級のフォトウェディング「デコルテフォト」編集部です。
記念撮影の写真などを見かえしてみると「自分が想像していた顔のイメージと違う…」「私って、写真の写りが悪いんだよな…」と感じる方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、写真の写りが良くない原因を検証し、改善するための実践的なアドバイスをご紹介します。前撮りやフォトウェディングなど、一生の思い出に残る瞬間を素敵な笑顔で飾りたい!と思っている方も、ぜひ参考にしてくださいね。
写真の写りを良くして最高のショットを残したい!
記念に残る写真は、自分史上最高のショットを残したいと思うもの。しかし、写真の写りが悪く悩んでいる方も少なくありません。写真の写りが悪くなってしまうのは当人だけの問題ではない部分もありますが、改善できる原因は存在します。
カメラを向けられたときの対策をしっかりと知っておけば、写真写りにも自信が持て改善できるはず。ここからは、写真の写りが悪くなってしまう根本的な原因をいくつかご紹介します。
写真の写りで気をつけたい撮られ方とは?
写真の写りを良くするためには、姿勢やポーズ、表情に視線など、さまざまありますが、自然な状態の姿で撮ってもらうのがポイントです♪
自然な状態になるにはどうしたらよいか具体的なアドバイスとともに、写真への苦手意識改善や緊張の克服方法を調べてみました。ぜひ参考にしてくださいね。
写真の写りが良くないのは苦手意識のせいかも?
原因のひとつとして考えられるのは「自分は写真の写りが良くない…」と、カメラに対して苦手意識を持っていることが挙げられます。苦手意識があると、仕上がりの欠点ばかり気になるものです。
さらにカメラの前で緊張や不安を感じると、表情が硬くなり姿勢やポーズもぎこちなくなる一因にも。カメラの前で苦手意識がでてしまう心理を紐解いていきましょう。
顔に自信がない?実は美人・イケメンなのかも?
顔に自信がないと思っている方も、実は、立体的な顔立ちのため撮影者が上手く撮れていない可能性も考えられます。とくに美人やイケメンといわれる方は立体的な顔立ちが多いため、顔の凹凸で顔に影ができやすく暗い印象になったり、撮影する角度によっては、顔の立体感が強調され、焦点が定まらずピンボケしてしまうことも…。
自分で思っているより、写真写りが良くないと感じる方は、実際目で見るのとレンズを通した状態では変わって見えるという認識を持っていたほうが良さそうです。
周りの目が気になってしまう
また写真写りに自信がない人ほど、撮影中の周りの目が気になってしまうもの。屋外や街中での撮影で周りの目を気にしてしまうと、目線がズレたり不自然な表情の一枚になっている場合も。
撮影中は周りの目を気にせず、目の前のカメラを持っている相手に集中しましょう。写真撮影の時間を楽しむことが、自然な表情につながる秘訣です。
姿勢が悪いとNG?
姿勢が悪いと、写真では自信がなさそうに見えてしまいます。とくに猫背は、正面から撮影すると顔が大きく見える原因にもなります。撮影のさいは、全身が映らなくても体の軸を意識し、頭のてっぺんから糸で吊られているように背筋を伸ばして姿勢を正しましょう。
また、緊張すると肩が上がってキツイ印象に見えるかもしれません。リラックスして軽く顎を引き、肩の力を抜くとデコルテラインも綺麗に映ります。撮影前に深呼吸したり、軽くストレッチをするのもおすすめです。
自分が撮られるイメージが考えられない
写真の仕上がりがイメージできていないと、どうしたらいいのか分からずポーズや表情が不自然な仕草になってしまいます。
どんなポーズや表情で写真に写りたいのか、事前に理想のイメージを想像しておきましょう。雑誌やインターネットなどから、理想のモデルの日常写真やポーズ写真を見ておくとイメージが固まりやすいですよ。
写る位置で仕上がりが変わる
写る位置でも写真の写りは変わってきます。実は、自信がないからと端にいると、カメラの機能によってはゆがんでいる状態になっているかも。撮影者は毎回プロの場合でないこともあるので、自分から意識してカメラの中心に入るようにしましょう。
また、体は正面を向くだけでなく角度をつけると、人の顔・表情や身体がより立体的になり、動きにも変化が出せます。
写真の写りを良くする笑顔のポイントは?
笑顔は、写真の写りを格段に良くする魔法のツールです。しかし、ただ笑っていれば良いというわけではありません。普段の自然な笑顔が引き出せるちょっとした秘訣をご紹介します♪
カメラで緊張しちゃう!そんな時はレンズの奥を意識
いくら練習しても、実際カメラを向けられると、緊張してしまいますよね。そんな時は、レンズの奥を見つめるのが最適です!
レンズの奥なら、人の目を気にせず見つめられるので、その状態で微笑めば、より自然で魅力的な笑顔を引き出せますよ。また、レンズの奥に大好きなあの人を想像すれば、よりリラックスした素敵な表情に変わるはず。カメラマンさんもドキッとしてしまうかも。
おしゃべりは最高の笑顔を引き出す!
おしゃべりは最高のコミュニケーションツール! 誰かと話したりすると、笑顔になったり自然と表情が変わりますよね。
撮影前に、カメラマンや周りの人と他愛もない話や、楽しい話など軽いおしゃべりをしてみましょう。緊張がほぐれ、リラックスした表情のまま撮影できるはず。
また、撮影時には実際に話していたときをイメージして、目元や口角を動かしてみると、より豊かな表情にもなります。満面の笑み、優しい微笑み、いたずらっぽい笑顔など、少しずつ表情を変えることで、表現力も豊かになりますよ。
チャームポイントは活かす
写真の写りを良くするためにも、自分のチャームポイントは活かしたいところ。えくぼや涙袋、八重歯などチャームポイントを活かせば、さらに魅力的で印象的な笑顔を作れます。
目を大きく見せる印象の涙袋ですが、目を細めて笑うときにも涙袋に意識を向けるとより魅力的な笑顔になります。
歯を見せる笑顔も、明るく開放的な印象を与えます。歯茎が気になる場合は、上の歯だけを見せるように広角をあげて笑うと◎ えくぼは頬を持ち上げるように笑うと、チャーミングな印象になります。
自分のチャームポイントを活かした笑顔は、一層素敵に輝きますよ。
写真の写りが格段と良くなる表情の作り方は?
アップでの撮影時は、とくに表情が写真の印象を左右します。笑顔だけでなく自然と写真の写りが良くなる表情の作り方をご紹介しますね。
目ヂカラは優しめに印象アップ
アップでの撮影時、目の大きさを気にして目ヂカラを入れすぎてしまうと、眉毛まで上がり怖い印象になってしまうことも。目を開く際は、力を入れすぎず、ライトや明るいほうを見て自然に黒目に光が入るようにするのがポイント。
視線は一点に決め、落ち着いて撮影に臨みましょう。目つきの悪さで悩んでいる方は、軽く目を細めると、優しい目元になります。
自分の得意な顔の角度を知ろう
人は顔の左右で微妙に表情が異なり、角度によって印象も変わります。自分の気に入っている顔の向きや得意な角度を探してみてください。
自分の魅力を引き出す角度を知っておけば、写真写りも格段にアップ♪ 撮影時には自信を持って臨め、迷わずにお気に入りのポーズまでとれますよ。
カメラに慣れてきたらプロのフォトグラファーに相談して、さらに自分の魅力を引き出せる角度を教えてもらうのもいいかもしれません。
自然な口元でかわいい表情を
素敵な笑顔の基本は口角をキュッと上げること。それでも、無理に口角を上げようとすると不自然になる場合は、楽しいことを考えて「い」の口の形を意識すると、口角が上がり自然な口元になりますよ。
写真の写りを良くしたい!自撮りで練習が最適
写真の写りを良くしたいなら、自撮りで練習するのが最適。人に撮られると緊張してしまう人でも、自撮りならリラックスして練習できます。
自撮り練習のメリットは、鏡を見るだけでは分からない、写真に写った自分の印象を確認できることです。
表情だけでなく、ポーズやスタイルを良く見せたいなら、自撮り棒や三脚を使えば、全身撮影も可能です。フォトウェディングなど衣装にこだわった撮影の練習にもなりますよ。
表情のバリエーションを楽しむ
笑顔だけでも、微笑みから、照れ笑い、満面の笑みなど、さまざまなバリエーションがあります。どの顔が一番良く映るか何枚か撮影して見比べてみて!
笑顔だけでなく、クールな表情やラフな表情など、そのときどきで、なんとなく自撮りしておくと、自分の表情に意外な発見があるかも…?
顔のストレッチは必須
自撮りの前には、口を大きく開けたり、頬を膨らませたり、顔全体を動かしながら、声を出してみるのがポイントです。笑顔を作る練習や顔のストレッチは、表情筋を柔らかくしてくれますよ。
顔の筋肉がバランス良く使われたあとは、表情が豊かになります。実際にストレッチ前と後で撮影して見比べてみて。
目線もたしかめて
目線も写真の写りを左右します。カメラ目線は堂々とした印象ですが、カメラから、視線を外しただけで写真の印象をガラッと変えることができます。
あえて少し視線を外し、落ち着いた雰囲気やアンニュイな雰囲気の練習を。遠くを見つめれば、どこかロマンチックな表情に。
写真の写りを良くする環境は?
写真の写りを良くするには、ライトや自然光など光の入る環境も大事。外での撮影では季節や天気、時間帯など、屋内では照明や物の影などが写真映りの仕上がりに関わってきます。
また、フォトグラファーやヘアメイクとプロに環境を整えてもらう手段もあるので、いくつかご紹介しますね。
「自然光」を活かす
写真の写りを良くするためには「自然光」を活かした撮影がおすすめ。自然光は、室内灯やフラッシュと違い、被写体全体を上から優しく照らします。
順光、逆光、斜光など、太陽に向かう位置によって写真の雰囲気が変わります。良くないとされる逆光を活かすと、シルエットが強調され幻想的に。撮りたいイメージに合わせて、動いてみて。
また午前中は、顔に影がかかりにくく肌を綺麗に写せます。ただし、真昼の強い光は影もできやすく目が細くなりがちなので要注意。
「フォトグラファー」に頼ってみる
写真の写りを良くするために、プロのフォトグラファーに撮影してもらうのも重要な要素です。
写真の写りに関してはフォトグラファーのスキルも大事なので、ウェブサイトやSNSなどで、自分のイメージに近いモデルが綺麗に撮影されているかも確認しましょう。
写真撮影時は、フォトグラファーとの共同作業。撮影当日、リラックスして臨むためにも、電話やメールでイメージを伝えるコミュニケーションなど相性をたしかめる工夫が必要です。
自分に似合う「メイク・髪型」はプロを見本に
自分に似合うメイクや髪型で、「自信をもって写真に写りたい!」と思うかたも多いはず。
写真写りに関しては、ベースメイクの厚塗りは不自然さが際立つのでNG! アイシャドウやリップなどは、自分のパーソナルカラーに合った色を選ぶと、より肌の印象がよくなり良い写真写りに仕上がります。
髪型は顔の形や体型に合わせて、全体のバランスを整えるのが大事。アップスタイルやハーフアップはすっきりとした印象かつ上品に見せてくれ、髪を結ばないダウンスタイルは女性らしい華やかさを演出できます。
実際に迷ってしまうかたは、一度撮影スタジオのヘアメイクさんなどプロの技術を体感してみるのもありですよ。
「服装」選び
見た目の印象を大きく変える服装は、メイク同様、自分のパーソナルカラーに合ったカラーを選んでみて。服装の色は、アップの撮影でも顔に与える印象の一因になります。
全身撮影の際は、自分の体型に合った服のサイズも考慮して選びましょう。コンプレックスに感じている部分をカバーできるデザインや体型を活かすシルエットなら素敵に写るはず。
写真の写りはポーズを決めて
せっかくの写真撮影、表情が決まっても棒立ちではもったいない! 恥ずかしくないポーズとスタイルアップできる応用テクニックもご紹介します。
背筋を伸ばし凛とした立ち姿のまま、カメラに対して体を斜め45度に向けると、奥行きが出てスタイルアップが期待できます。男性はポケットに手を入れたり、軽く腕を組んでみたりするのもおすすめです。
椅子などに座る場合は、浅く腰掛けるように座るとスタイルが良く見えます。足を組んだり、片足を少し前に出すと、大人っぽい動きが出ておしゃれな印象に。
歩いたり振り返る姿、ジャンプ、手を振ったりなど、日常的な行動なら恥ずかしさも気にせず躍動感が出て魅力的な写真が撮影できます。
##まとめ
写真の写りが良くない原因は本人だけの問題ではないのですが、ちょっとした工夫や心がけで改善することができます。
自分に合った対策を見つけて「素敵な一枚が撮りたい!」と前向きな気持ちで撮影時間を楽しんでみてくださいね。