入籍とは?入籍フォトが結婚報告の新しいカタチとして話題♡

前撮り

入籍とは?入籍フォトが結婚報告の新しいカタチとして話題♡

結婚を意識し始めたら、まず知っておきたいのが結婚と入籍の違いです。実はこの2つ、法律上の表記は、まったく別の意味を持つもの。違いをきちんと理解しておくことで、手続きや周囲への報告もスムーズに進みます。

そして、もうひとつ注目したいのが、入籍のタイミングで撮影する「入籍フォト」。結婚式よりも前に、ふたりの節目をおしゃれに記録できる方法として、いまプレ花嫁&花婿たちの間で人気を集めています。

この記事では、結婚と入籍の違いから婚姻届の出し方、さらに入籍フォトの魅力や撮影スタイルの選び方までを国内最大級のフォトウェディング「デコルテフォト」がまとめました! ふたりの「新しい門出」を、記念として写真に残してみませんか?

結婚と入籍の違いを知って準備をしよう!

最近は「入籍しました!」という言葉で結婚を報告する人も多いですが、正しくは別の意味を持つ2つ。結婚の準備を始める前に、それぞれの違いをきちんと理解しておくと迷わずに済みますよ。

「入籍しました」と報告するのは間違い?

正式には「入籍しました」と結婚を報告するのは間違いとされます。なぜなら、「入籍」とは本来「結婚」とは違う意味合いをもつものだから。それぞれの意味は以下のとおりです。

・結婚とは、夫婦になること。民法上、婚姻届の提出をもって結婚と見なされる
・入籍とは、既存の戸籍に入ること。養子縁組のように籍を移す場合のみ必要な届け出

一般的に初婚のふたりは、婚姻届を提出し新しく戸籍を作ることにより結婚が成立します。

ではなぜ、「入籍しました」と聞いても違和感がないのかというと、かつては家の存続のために、結婚と同時に女性が嫁ぎ先の家に籍を入れることが一般的であったため。「入籍」と同時に結婚したとの認識がなされたからと考えられています。また、現代でも芸能人やドラマで「入籍しました」と使われる場面が多く、入籍が結婚の通称となっています。

婚姻届の出し方は?

結婚の証となる婚姻届は、男性女性ともに18歳以上のパートナー間で合意を確認し、役所に届け出るのが基本の流れです。

婚姻届が提出されると、自動的に既存の戸籍から、新たなふたりだけの戸籍へと移行します。婚姻届と書類に本人確認書類などに不備がなく無事に受理がなされると、法律上、届出を出した日から夫婦となります。

挙式の前に入籍フォトを!

結婚式より一足先に報告をしたい場合は、入籍フォトを撮影するのがおすすめです。

入籍フォトとは、婚姻届を出すタイミングのカップルが撮影を行うこと。婚姻届を掲げてのポーズだけでなく、プロポーズされた場所をロケーションに選んだり、思い出のアイテムと一緒に撮影したりと個性を活かした記念写真が残せます。


入籍フォトのセルフ写真館とスタジオ比較してみました

「入籍フォトってどこで撮るのがいいの?」そんな疑問を持つプレ夫婦に向けて、セルフ写真館とスタジオ撮影の違いを徹底比較! どちらにも魅力があり、好みによって選び方が変わるので、ふたりに合った撮影スタイルを見つけてくださいね。

金額

セルフ写真館の料金は1時間で6,000円ほど。撮影ブースを時間制でレンタルするのが一般的。比較的リーズナブルな理由は、自分たちで準備しシャッターを押して撮影するためです。ただし、準備の時間も利用料金に含まれているスタジオが多いため撮影時間はゆとりをもって設定するようにしましょう。

一方、スタジオ撮影は1万5千円〜が相場。セルフ写真館よりはやや高めですが、プロのカメラマンによる撮影と、本格的なライティングや背景セットが用意されています。柔らかい表情作りなど撮影のサポートや写真のクオリティを重視するカップルにはおすすめです。

時間

撮影時間は、セルフ写真館では準備の時間も含めると1時間程度が一般的。照明が光るタイミングでシャッターを押して撮影をするセルフスタジオが多いため慣れてきたころに終わることも。

スタジオでの入籍フォト撮影は30分〜1時間程度の短い撮影が一般的。カメラマンがポージングや雰囲気を丁寧にリードしてくれるため、疲労感も少なく満足のいくカットがたくさん残せます。

予約

どちらもWEBの予約フォームなどから申し込みが可能です。セルフ写真館では当日でも空きがあるタイミングなら予約を受け付けているところも。ただし、カップルだけではなく学生でも利用できるセルフスタジオが多いため、夏休みや入卒シーズンは避けたほうが無難です。

スタジオ撮影では、カップルや夫婦をメインとしているため事前にカウンセリングや準備があり、前日までの予約が必要な場合がほとんど。しっかり予定の時間を決めて撮影したい方におすすめです。

ヘアメイク

セルフ写真館では基本的にヘアメイクはついておらず、自分たちで準備する必要があります。万が一、ヘアメイクが崩れたときのために、スタイリング剤を持参しておくと焦らずに済みます。

スタジオ撮影では、プロのヘアメイクを追加できる場合もあります。メイクの仕上がりによって、写真の印象は大きく変わるので、特別な1日をより華やかに演出したい方におすすめです。

衣装

セルフ写真館では衣装は各自で持参するのが基本。ふたりでシャッターを押しての撮影のため、動きやすいTシャツやパンツスタイルなどのカジュアルなコーデがおすすめです。

スタジオでも、入籍フォトについてはカジュアルな服装が主流。セミフォーマルな格好の場合でもフォトグラファーが綺麗に見えるラインなどのポーズを教えてくれるため、ちょっと特別な装いも検討してみてはいかがでしょうか?


真似したい!入籍フォトの写真一覧

真似したくなるような入籍フォトのアイデアをご紹介します。入籍フォトは、かしこまらない特別感を残せるのが魅力。撮影を予定しているカップルは、ぜひ実例を参考にしてみてくださいね。

カジュアルなセミフォーマルで

入籍フォトで参考にしたいのが「カジュアルな雰囲気」です。かしこまった撮影とは違い、セミフォーマルなドレスでも、くつろいだ表情を魅力的に撮影できるのがメリット。

私服でおしゃれに

普段着ている「私服コーディネート」なら、自然体の姿で、いつものふたりの関係性が写真からよく伝わります。

ワンピースやセットアップ、デニムコーデなどから、お互いのお気に入りコーデを選びあうのも素敵ですよ。


入籍フォトとウェディングフォトとの違い

結婚の記念写真として検討する機会が多い「ウェディングフォト」。「入籍フォト」との違いに迷う方も多いはず。目的や撮影のタイミング、準備期間などの特徴を比較しながら、自分たちにぴったりなのはどちらか考えてみましょう。

目的

入籍フォトは、入籍日の記念や結婚報告を目的として撮影されることが多いです。ふたりの「夫婦としての第一歩」をシンプルかつ、おしゃれに残したいという方に人気。

ウェディングフォトは結婚式の代わりや、式の前撮り・後撮りとしての意味合いが強いため、ドレスやタキシード、和装などでしっかりとした写真を撮るケースがほとんど。より本格的な演出が可能です。

タイミング

入籍フォトは、婚姻届の提出日前後の撮影、または提出記念日に撮影するカップルが多いです。

ウェディングフォトは、結婚式の前後だけでなく、式を挙げない選択をした場合など、ライフスタイルに合わせて自由に撮影タイミングを選べるのが特徴。

準備期間

入籍フォトはカジュアルな服装で撮影できるため、準備は最小限でOK。入籍日の前日にふと思い立って、撮影を検討することも可能です。

ウェディングフォトは衣装選びやメイク、撮影テーマの打ち合わせなど、事前準備が必要なことが多いため、最低でも1ヶ月前ほどから予定しておくとスムーズに進みます。

入籍どんな日にする?スケジュールをズラしたくないなら入籍フォトで!

結婚報告を控えているカップルにもぴったりな「入籍フォト」は、スケジュールを大きく動かすことなく、特別な1日をしっかりカタチに残せます。入籍フォトが選ばれる理由と、入籍日の過ごし方の一例をご紹介します。

結婚報告前に撮影できる

入籍フォトは、本格的な結婚報告前に撮影できるのが嬉しいポイント。完成した写真と共に、SNSやハガキなどで「結婚しました」とカジュアルに報告できます。

事実婚でもOK

「入籍フォト」とのネーミングはありますが、とくに婚姻届や証明書は必要ありません。まだ婚姻届を提出していない事実婚のカップルでも、記念日に写真を残せます。

結婚式を挙げないカップルは、指輪の交換シーンなどを納めれば、ちょっとしたセレモニーの代わりにもなりますよ。

入籍日の過ごし方の一例

入籍日の過ごし方は、さまざまです。ふたりの過ごしたいように過ごすのがいちばんですが、入籍フォトを組み込むなら、以下のスケジュールを参考にしてみてください。

朝:ふたりでまったり朝食タイム
午前:婚姻届の提出&入籍フォト
午後:両家への挨拶、夫婦としての初デート
夕方~夜:予約したお店で特別ディナー



入籍フォトを撮影するまでの流れ

入籍フォトを初めて知った方も多いはず「いつまでに予約すればいい?」「どんな小物を用意すると記念日らしくなる?」と気になるポイントをまとめました。

入籍日の前日までに予約する

入籍フォトの予約は、スタジオが空いてさえいれば、ふたりの好きなタイミングで予約可能です。婚姻届の提出前の朝はもちろん、記念日など、都合の良い日時に予約が取れるか問い合わせてみましょう。

入籍フォト当日までに用意したい小物

入籍フォトをおしゃれに仕上げたいのなら、「オリジナルの婚姻届」や「思い出の品」、「結婚指輪」などの撮影小物を持参してもよいでしょう。

結婚指輪を小物として使いたい方は、撮影当日に間に合うかの確認が必要です。刻印には時間がかかるため、できるだけ早めに準備しておくことをおすすめします。


まとめ

入籍とは、婚姻届けを出す通称。そして、夫婦となる重要な節目を意味します。その瞬間を写真に残す「入籍フォト」は、カジュアルながらも特別感のある記念となるはず。

結婚報告の挨拶用のハガキに載せるほか、カジュアルなSNS投稿にもぴったりで、自分たちらしいスタイルを表現できるのも魅力です。

ふたりの未来に向けた一歩を、入籍フォトで記念として残してみませんか♪

ライター/nene