名古屋の結婚式は「ド派手」なのはなぜ?語り継がれる過去の逸話と風習
「名古屋の結婚式は派手」というイメージ は、どこから来ているのでしょうか。まずは派手と言われる理由を、名古屋の結婚式を代表する演出と風習からひも解いてみましょう。
紅白幕の「嫁入りトラック」や「菓子まき」
名古屋の派手な演出として、特に有名なのが「嫁入りトラック」と「菓子まき」です。
嫁入りトラックは、豪華な嫁入り道具いっぱいに乗せたトラックのこと。荷台には大量の嫁入り道具であるタンスや化粧台などの家具、家電が紅白のリボンがかけられて並びます。ご近所さんへのお披露目としての役割を果たし、近年では、荷台がガラス張りで中身が見えたトラックもあったとか。
菓子まきはプチギフトに近いものですが、演出として違う点は、その豪快さ。かつては結婚式当日に自宅の2階などから参列者に向けてお菓子をばらまき、枕ほどの大きさもある袋詰めのお菓子が飛び交ったそう。近隣の方と一緒に盛り上がる、いかにも名古屋らしい演出です。
そのほかにも、新郎新婦の名前を記した風呂敷で引き出物を包む「名披露目」や、縁起物を描いた豪華な反物を贈り合う「呉服細工」など。名古屋の結婚式には、独自の演出がたくさんあります。
なぜ名古屋の結婚式は派手になったのか?
名古屋の結婚式が「派手」と語られるようになった背景には、江戸時代の歴史と、地域独自の文化も深く関わっています。
名古屋はかつて尾張徳川家のお膝元として栄えた城下町。当時、格式高い徳川家に嫁ぐ娘の家柄や財力を示すため、できる限り豪華な嫁入り道具を持たせる風習が生まれました。それが、現代まで続く派手な結婚式のイメージのルーツとされています。
また、名古屋では「娘三人あれば身代が潰れる」という言葉もよく使われていました。嫁入りの習慣が派手で、娘を華やかに送り出すことを重視していたことが伝わってきますね。
【現在の状況】実は堅実?データと口コミで見る今の名古屋事情
嫁入りトラックや菓子まきの話を聞き、「名古屋では、派手な結婚式をしないといけないのでは?」そんな心配をしている方もいるかもしれません。
現在、名古屋の結婚式事情はどうなっているのでしょう。データや口コミから、実態をチェックしてみましょう。
費用やご祝儀の相場を全国平均と比較
ゼクシィ結婚トレンド調査2024(※)によると、挙式と披露宴・ウエディングパーティーをともに行ったカップルの費用は以下のとおりです。
【首都圏平均】
- 結婚式費用の総額:約375万円
- 招待人数:50名前後
【東海エリアの平均】
- 結婚式費用の総額:約348万円
- 招待人数:45名前後
このように比べてみると、東海エリアの費用は首都圏の平均と大きく変わらない水準だとわかります。派手なイメージがある名古屋ですが、もともとゲストや周囲の人と親睦を深めたいという思いから生まれたものです。招待人数に対する費用総額は首都圏と比べると、多少高い比率になりますが「名古屋だから特別に豪華にしなければ」というプレッシャーを感じる必要は、そこまでなくてもよいでしょう。
派手婚は昔の話?「シンプルでおしゃれ」が今のトレンド
前述した「嫁入りトラック」については、「もう何十年も見かけていない」という声も。現在取り入れるカップルはごく少数になっているようです。また、「菓子まき」も披露宴会場でプチギフトを配るなど、少しずつ形を変えてきています。
さらに近年では、名古屋だけでなく全国を通して、新居や生活費に予算を充てる堅実なカップルが増えています。結婚式より大きく費用を抑えられるフォトウェディングや、家族水入らずの食事会でお祝いするなど。「実際に派手な結婚式を目にしたことがない」というウェディングのプロの声もあり、シンプルでおしゃれなスタイルを選ぶ方が多いです。
超強力な製造業基盤があり、財政力指数も全国トップクラスの名古屋。他の地域と比べて、上京者が少なく、地元との結びつきが強いとも言われています。そのため周囲を喜ばせたい気持ちが大きいかもしれません。しかし、近年は「自分たちらしさ」や「等身大のスタイル」を第一に人生設計を描くカップルが増えており、そうした堅実でシンプルな結婚計画は、今の名古屋では自然と受け入れられるようになってきているようです。
周囲から浮きたくない!名古屋に「シンプルな式場」はある?
「家族や仲のいい友人が呼びたいけれど、少人数でシンプルな結婚式がいい」「名古屋でシンプルな式場を選んだら浮いてしまわないかな?」そんな気持ちを抱えているおふたりに向け、名古屋の式場事情も調べてみました。
家族婚や少人数向けのベーシックな式場を調査
大手の式場検索サイトで名古屋エリアの少人数向け式場を調べてみると、10名前後で貸し切りできるゲストハウスや式場は30件前後見つかりました。装飾やデザインにこだわりを持つ会場が多いのが印象的です。
たとえば、華やかな演出ができる大階段を備えた会場、絶景を臨む憧れの天空チャペル、自然光が差し込む開放的なバンケット、洗練された雰囲気が漂うデザイナーズ空間など、空間のクオリティや細部にこだわった式場が多い印象です。
上記のことから、少人数向けの会場であっても、写真映えする豪華な作りの式場が多い傾向にあります。ただし、少人数でも見栄えがするように空間を狭めるなどの工夫がなされています。
もっとシンプルにお祝いしたい派に!「フォトウェディング」という選択肢
結婚式の演出や装飾にこだわりがない方のなかには、「衣装を着て写真だけ残せれば十分」と感じている方も多いのではないでしょうか?
そんなカップルには、フォトウェディングというスタイルもひとつの選択肢になります。ゲストへの気遣いや式の段取りを気にせず、おふたりだけの時間をじっくり楽しめますよ。
プライベート空間で叶える!スタジオ撮影の魅力
デコルテフォトグラフィーの『スタジオ8 名古屋店』では、完全プライベートな空間でのスタジオ撮影が楽しめます。
洋装ハウススタジオプランでは、シンプルでもカラフルでPOPな背景で何気ない立ち姿から、遊び心がうかがえる寝転びショットまで、自然体のおふたりが引き立ちますよ。
チャペルロケーションプランでは、ガーデンパレス内にあるクラシカルな雰囲気の本格チャペルでの撮影が叶います。ご家族と一緒に撮影することも可能なので、フォトウェディングでありながら、挙式のような特別な空気感を味わえます。
せっかくなら写真で「派手」に!名古屋の絶景ロケーション前撮り
「派手な結婚式は望んでいないけれど、前撮りやフォトウェディングは華やかにいきたい」そんな気持ちを抱く方もいらっしゃるでしょう。
そんな方には、スタジオやチャペルを飛び出したロケーション撮影もおすすめです。和装にも洋装にも映える、名古屋の絶景フォトスポットをチェックしてみましょう。
和装も映える!名古屋城周辺や日本庭園で
和装での前撮り・フォトウェディングを考えているなら、歴史あるスポットはぜひ候補に入れてみてください。
なかでも名古屋のシンボル『名古屋城』は、格式ある天守閣と桜や新緑が重なる、和装撮影の定番ロケーションです。白無垢や色打掛姿で並ぶだけで絵になりますよ。
一方、明治時代からの歴史を持つ『鶴舞公園』では、洋風庭園と日本庭園での撮影を一度に楽しめます。さらに公園内にあるお茶室での撮影も可能。凛とした空気が漂うお茶室での一枚は、ほかではなかなか残せない特別な記念になります。
ドレスで華やかに!映画のワンシーンのような一枚を
洋装での前撮り・フォトウェディングでは、洋館や自然豊かな屋外スポットでのドレス撮影が叶います。
愛知県の観光農園『花ひろば』は、季節の花々が一面に広がるスポット。菜の花やひまわり、コスモスのほか、ポピーやコキアといった個性豊かな花も楽しめます。ドレス姿で花畑の中に立つ一枚は、その華やかさに思わず誰かに見せたくなりますよ。
一方、1922年に建てられたネオバロック様式の建築物『名古屋市市政資料館』では、ステンドグラスが彩るクラシカルな大階段を背景に撮影できます。まるでヨーロッパの歴史的建造物を訪れたかのような、雰囲気のある写真が残せますよ。
名古屋ならではの名所で撮影
名古屋といえば愛知万博の跡地から生まれ変わった『モリコロパーク』のロケーションがおすすめ。季節の花畑でのドレス撮影だけでなく、本格的な茶室や日本庭園での和装撮影も叶う、贅沢なスポットです。
旅好きのおふたりには『セントレア(中部国際空港)』という選択肢も。最新の清潔感ある国際空港を背景に、新しい旅立ちの一枚となるドラマチックなシーンを撮影できます。
そして名古屋の中心地にある『セントラルパーク』では、バリエーション豊かな撮影が楽しめます。テレビ塔を見上げる都会的なショットから、緑に囲まれた一枚まで。夜にはライトアップされたテレビ塔の前で、ロマンチックな雰囲気あふれる一枚も残せますよ。
名古屋のフォトウェディングロケーション一覧はこちらから
まとめ
名古屋の結婚式は「派手」というイメージが先行しがちですが、現在は自分たちらしいスタイルでお祝いするカップルが増えています。大切なのは、地域の風習に合わせるより、主役であるおふたりが心から納得できる形を選ぶこと。フォトウェディングや前撮りで周りの目を気にせず、とびきり華やかな写真を残すのもまた素敵ですよ。
【店舗案内】 この記事でご紹介したスタジオ撮影やロケーション撮影は、デコルテフォトグラフィーの名古屋店「スタジオ8 」で叶えられます!
■ スタジ8 名古屋店
[住所]愛知県名古屋市中村区名駅4丁目10-25 名駅IMAIビル1階
[アクセス]各線「名古屋駅」より徒歩5分、あおなみ線「名古屋駅」より徒歩10分
▼まずは気軽に相談してみたい方へ
▼デコルテフォトについてもっと詳しく知りたい方へ
