ウェディングキャンバスとは?みんなに人気な理由
基本的には、ゲストに一筆ずつ着色してもらい完成させる「ウェディングキャンバス」。
挙式のイベントとしてだけでなく、終わった後はアート作品としても飾れる実用性を兼ね備えています。その場の空気を楽しめるうえに、おしゃれな記念品にもなるため、トレンドに敏感な花嫁たちの間で人気が高まってきていますよ。
ゲストと一緒に完成させる「世界にひとつだけのアート」
ゲストが何色の絵の具を選ぶかによって表情が変わるこの演出。ゲスト全員の想いが重なり合い、その日、その瞬間にしか生まれない「世界にひとつだけのお祝い」を完成させることができます。
抽象画のようなモダンな仕上がりになるだけでなく、みんなの思いがこもった既製品にはない温かみがあるため、挙式後も見返すたびにゲストへの感謝を感じる、一生ものの記念品になります。
主流は「ペイント派」!なぜメッセージ寄せ書きより人気なの?
以前はキャンバスにメッセージを書き込む「寄せ書き」スタイルも一般的でしたが、現在はアクリル絵の具をサッと重ねる「ペイント」スタイルが圧倒的な人気を集めています。その理由は、ゲスト・主催者双方にとっての「参加しやすさ」と「仕上がりの美しさ」にあります。
寄せ書きも素敵ですが、ペイントならサッと一瞬で完了するため、より進行がスムーズでゲストに負担をかけません。
さらに、みんなで文字を書く場合、書き損じやバランスなど仕上がりが気になりますが、ペイントは直感的に色を置くだけ。お子様からご年配の方まで、誰でも楽しく参加できます。多数の色の重なり合いは、不思議とセンス良く仕上がります。
ウェディングキャンバスにはどんな種類がある?アイデアと選び方
ウェディングキャンバスとひとくちに言っても、仕上がりの表現方法によって雰囲気はさまざまです。
どんな想いを込めたいか、結婚後のテーマや新居のどこに飾りたいかをイメージしながら、以下の参考アイデアをもとに検討してみてください。
定番スタイル(アクリル絵の具を塗るだけ)
もっともシンプルで人気なのが、キャンバスにゲストがアクリル絵の具をひと筆ずつ乗せていくスタイルです。
「結婚生活で一番大切なものは?」などといったお題に対し、「愛」や「金銭感覚」、「謝る素直な心」など回答に合わせて3〜5色の絵の具を用意し、ゲストに色で回答してもらう方法です。
定番スタイルのアレンジアイデア
ゲストの想いがより深く反映されるよう、お題と回答を工夫してみましょう。挙式での事例を参考に、以下のアイデアを使ってオリジナルのバリエーション展開にするのがおすすめです。
パターン①:色の意味に想いを込める
「結婚生活で一番大切なものは?」という問いに対し、「愛情=赤」「思いやり=青」「金銭感覚=白」のように色を割り当てます。ゲストが選ぶ回答によって、色の深みが変わるアートになります。
パターン②:シェイプ(図形)で変化をつける
同系色のグラデーション(赤、ピンク、薄ピンクなど)を使用し、形を変えて回答してもらいます。「ふたりが喧嘩したときの仲直りのきっかけは?」というお題で、「赤◯=一緒に食事」「ピンク△=仲直りのキス」「薄ピンク▢=とにかく謝る」といった遊び心を加えるのも素敵です。
パターン③:線(ライン)の表情を楽しむ
「家庭内を笑顔にするルールは?」というお題に対し、描き方を変えてもらいます。「ストレート「ー」=美味しいごはん」「波線「〜」=休日のデート」「ジグザグ=結婚記念日を忘れない」など、線の重なりがモダンな印象に。
誰が描いてもセンス良く、おしゃれな仕上がりにするためのコツは、事前に用意する絵の具のトーンを揃えておくことです。例えば、「テラコッタ・ベージュ・ゴールド」を基調とした暖色系や、「ホワイト・セージグリーン・グレー」でまとめたボタニカル系など、新居のインテリアや好みに合わせたカラーリングを検討してみましょう。
新生活にまつわる質問のアイデアは、おふたりの雰囲気やテーマに合わせて自由にアレンジして、楽しみながら調整してみてください。
結婚証明書との組み合わせスタイル
「アートだけでなく、きちんと誓いの言葉や署名も残したい」という結婚の記念を重視したい花嫁さんに支持されているのが、従来の結婚証明書と合体させたハイブリッドスタイル。
披露宴の演出として、ゲストと新郎新婦でアートを完成させます。
ゲストが色を塗ったキャンバスが完成したら、事前に準備していた「結婚証明書」を印字した透明なアクリル板を重ねて、ビスで固定する流れです。背景にゲストが作った彩りが透けて見え、立体的で高級感のある仕上がりになりますよ。ゲストも完成品が見れて素敵な演出に。
事前準備として、アクリル板への印刷に対応している印刷会社や専門業者に依頼しましょう。また、「結婚証明書」の用意に関してはデコルテフォトの各種スタジオでも前撮りプランの撮影時にお渡ししております。
ウェディングキャンバスを綺麗に作る!準備するものリスト
ウェディングキャンバスは、事前の準備が仕上がりの美しさを左右します。当日、新郎新婦もゲストも迷わず楽しめるよう、以下のアイテムを揃えましょう。
絶対に用意しておきたい基本アイテム
まずは、アートを形作るために欠かせない必須アイテムです。
キャンバスボード:F6〜F8サイズが一般的ですが、ゲスト人数に合わせて選びましょう。事前に写真を配置しておいたり、ベースカラーを塗っておくのもおすすめです。
アクリル絵の具:速乾性に優れ、重ね塗りが綺麗なアクリル絵の具を選びます。おふたりのテーマカラーに合わせた3〜5色を用意しましょう。ちなみに基本は「水なし」でキャンバスに塗れる濃度か確認しておくのがベスト。
平筆・ハケ・ペインティングナイフ:色ごとに筆を分けておくと、色が混ざりすぎず綺麗に仕上がります。平筆やハケ・ペインティングナイフが一般的ですが、細いラインで仕上げたい場合は細筆を用意してください。
パレット(または使い捨てのお皿):後片付けを楽にするなら、使い捨ての紙皿やペーパーパレットが便利です。
説明ボード(インストラクションカード):「描き方のルール」を記したもの。ゲストが何色を塗ればいいか一目でわかるように、イーゼルに立てて設置しましょう。
当日ゲストが困らないためのお助けアイテム
参加してくれるゲストの「服」や「手」の汚れに対応するアイテムです。これがあるだけで、配慮のある挙式になりますよ。
ビニール手袋:使わない方もいらっしゃるかも知れませんが、片付けの際も必要となるので、人数分より多く用意しましょう。
ウェットティッシュ・除菌シート:万が一、手に絵の具がついてしまった時のために多めに用意し、すぐ手に取れる場所に配置しましょう。
エプロン・アームカバー(お子様ゲスト用):お子様が参加される場合は、衣装をガードするアイテムがあると親御さんも安心です。
汚れ防止の敷物(養生用):受付のテーブルや床を保護するために、キャンバスの下に敷くおしゃれなクロスや英字新聞などを用意しておきましょう。
片付け用のジップ袋:自分たちやゲストの衣装を汚すリスクを減らすため、片付けは早めに済ませたいもの。大きめのジップ袋を用意しておくと、すんなりまとめられます。
持ち帰り用の袋・箱:披露宴結びまでに絵の具が完全に乾かない場合もあります。会場から自宅へ持ち帰る際に、他の荷物を汚さないための大きめの袋や、キャンバスを寝かせても余白がある箱を用意しておくと完璧です。
ウェディングキャンバスは、いつ作るのが正解?綺麗に完成させるためのタイミング
ウェディングキャンバスの演出のタイミングは、基本的には、挙式中のゲストの待ち時間を活用したり、演出のひとつとしてプログラムに盛り込む方が多いようです。準備も含めた代表的な3つのパターンをご紹介します。
パターン① 挙式前の受付・ウェルカムスペースで
主流の流れは、受付から挙式が始まるまでの待ち時間(ウェルカムタイム)にゲストに参加してもらう演出。
ゲストの待ち時間なら、全員が自分のペースで参加しやすいのが特徴です。また、挙式までのワクワク感も盛り上げられます。
準備は、事前に式場と相談して、受付の横に専用のスペースを作っておきましょう。色の意味を説明するボードや、受付担当の方に案内をお願いしておくとスムーズです。
パターン② 披露宴の歓談中に実施する
披露宴が始まり、食事が進むリラックスした時間帯に各テーブルを回って描いてもらう、あるいは高砂(新郎新婦の席)付近に設置するスタイルもあります。
披露宴中の「中だるみ」を防ぎ、新郎新婦もゲストが描いている様子を間近で見守ることができます。結び(披露宴の終盤)に完成したアートをお披露目する演出も感動的です。
お酒を飲んでいるゲストや食事中のゲストもいるため、式場スタッフへの事前相談が必須となります。
パターン③ 「入籍フォト・前撮り」で事前準備や説明もラクに
挙式前にふたりで撮る「入籍フォト」や「前撮り」の際に、小物としてキャンバスを持参し、先におふたりや両家親族と一緒にペイントしてその様子を撮影しておくのもおすすめです。
前撮りで、撮影している姿があれば、当日ゲストがどう塗ればいいか迷わず、短時間でクオリティの高い作品が仕上がりますよ。
挙式をしない・少人数婚でもウェディングキャンバスは作れる?
結婚式を挙げない「ナシ婚」派や、少人数婚のカップルでも、ウェディングキャンバスは作れます。
そんなおふたりには、挙式という形式にとらわれず、写真で残す「フォトウェディング」でのペインティング演出がおすすめ。おふたりの絆を深める特別な時間になるはずですよ。
フォトウェディングで残すウェディングキャンバスとは?
大人数の署名が必要な「寄せ書き」とは違い、ウェディングキャンバスは「色の重なり」そのものを楽しむもの。色の数が少なくても、作り方を工夫するだけで最高のアートが完成します。
ふたりだけで描く「初の共同制作」なら、お互いに好きな色を1色ずつ選び、ペインティングのシーンを撮影してみてはいかがでしょうか? お互いに1本ずつクロスするように線を引き、キャンバスに余白を持たせるのも素敵です。「結婚1周年」「結婚3周年」と、記念日ごとに色を書き足していくのもおすすめですよ。
また、家族や親友も参加する「少人数スタイル」なら、お手軽なアイデアも。サインペンやミニキャンバスを使い、おふたりの撮影時間中に実施してもらうという手もあります。
最後にミニキャンバスを囲んで撮影すれば温かみのある作品に仕上がりますよ。
事前準備もラクに!前撮り・入籍フォトなら「デコルテフォトグラフィー」へ
フォトウェディングの実施だけでなく、ウェディングキャンバスや挙式に使いたい「おしゃれな写真」を用意するなら、衣装からヘアメイク、撮影までトータルで叶うデコルテフォトグラフィーにお任せください。
プロのフォトグラファーが、おふたりの空気感を引き出し、挙式にも映える「高品質な一枚」を撮影します。
デコルテフォトでは、撮影した写真を使ってそのまま「ウェルカムボード」を作成できるプランもご用意。自分たちでサイズを測って自作する手間が省けるため、忙しい入籍前後でもスムーズに準備が進められます。
まとめ
ウェディングキャンバスは、ひとつとして同じものは出来上がりません。おふたりの絆と、集まってくれたゲストからの祝福が重なって、作品が完成します。
ただし、準備の多さや、会場への許可、衣装の汚れが心配な方は、ぜひ「入籍フォトや前撮り」のタイミングを活用してみてください。よりおしゃれなキャンバスが仕上がるように応援しています。
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