フォトウェディングに50万円は高額すぎる?実際の相場や撮影できるリゾートプランの内容を調査
「フォトウェディングを検討しているけれど、費用は50万円くらいかかる場合もあると聞いて、さすがに高いと感じてしまう…」そんな風に悩んでいる方は少なくありません。
フォトウェディングの50万って最高金額なの?
フォトウェディングを検討中のカップルにとって、費用相場は気になるポイントのひとつですよね。
まずは、「フォトウェディング50万円は高いのでは?」と感じるカップル向けにフォトウェディングの費用相場と具体的なデータやプラン内容と合わせて解説していきます。
フォトウェディングのプラン相場は?
フォトウェディングにかかる費用は、撮影内容やプラン等によって大きく異なります。
フォトウェディング大手三社が提示する基本プラン(写真全データ平均90カット)の費用相場は、以下の金額となります。
- スタジオ撮影 65,266円〜
- ロケーション 撮影 237,133円〜
- チャペル撮影 120,000円〜
マイ・ベストが公表している2025年人気フォトウェディングスタジオ(※)の上位3社でも50万円のプランは数少なく、基本プランは6万円〜30万円ほどが主流。高額プランにオプションをプラスして50万円にしているカップルが多いよう。
50万円という金額は、フォトウェディングの費用としては高めの価格帯ではありますが、オプションにより追加料金は増えるため決して最高金額ではありません。
平均よりも多い予算にする理由があるのかも確認していきましょう。
フォトウェディングが「高すぎる」と感じる理由
結婚式と比較して手軽なイメージがあるフォトウェディングですが、いざ見積もりを見ると「こんなにするの?」と驚かれることも少なくありません。
ここでは、フォトウェディングが高すぎると感じる理由と、その費用がサービス内容に十分見合っているか確認するポイントについて紹介します。
前撮りと違う新しいサービス・結婚式との差
フォトウェディングは、結婚の「前撮り」とは異なり、結婚式を挙げないカップルが増えるなかで生まれた、結婚式に代わる特別なイベントです。
フォトウェディングでは、経験豊富なプロのカメラマン、ヘアメイクアップアーティスト、プランナーの総合プロデュースによって、「ふたりだけの特別な日」を体験し、思い出に残せます。フォトグラファー以外にも、さまざまなプロが携わっているため、ただの撮影だと思ってしまうと高く感じるはず。
写真一枚にかけるクオリティ
フォトウェディングは単なる写真撮影ではなく、写真一枚一枚をプロの手により総合的にプロデュースするため、記念に残る写真のクオリティが違います。
50万円の予算があれば、デコルテフォトグラフィーでは国内リゾートのロケーションなど、結婚式と同等にこだわりを余すことなく実現でき満足度も高くなるはず。
美しい沖縄のビーチや異国情緒あふれる街並み、緑豊かな自然の中など、憧れのロケーションから、デザインや素材にこだわったウェディングドレスや和装などの、選び抜かれた衣装まで用意されているので理想のウェディング写真が叶います。
それでも安く抑えたいなら
満足度よりも、フォトウェディングの費用を抑えたいと考えるなら、基本となるシンプルなプランを選び、本当に必要だと思うオプションだけを追加していく方法がおすすめです。
また、多くのフォトウェディング会社は、土日祝日やハイシーズンに料金が高くなる傾向があります。撮影時期をオフシーズンや平日にすることで、費用を抑えられます。
フォトウェディングの5万円〜50万円プラン内で料金に差がつく項目を知って節約
「フォトウェディングに大金はかけられないけれど、理想の写真を残したい」と考える方も多いでしょう。理想のフォトウェディングに寄せていくなら、内容の優先順位を付けて節約しましょう。
ここでは、費用を節約するための具体的なポイントと、費用を抑えると、サービスやクオリティにどのような差が出てくるのかを解説します。
項目①撮影代金(スタジオ・ロケーション)
予算を抑える場合、最も差が出やすいポイントのひとつが、スタジオとロケーションの撮影代金です。基本のプランでは、撮影できるロケーションの数が限られることが一般的。
とにかく基本プラン内で費用を抑えたいなら、移動費や施設使用料が比較的かからず、天候に左右されないスタジオ撮影が最もおすすめです。デコルテフォトグラフィーの洋装ハウススタジオのアルバム20Pのプランなら、税込44,000円からあります。
沖縄の美しい海とチャペル、北海道の雄大な花畑とチャペルなどの撮影は、全データとアルバム20Pが付いて30万円以内のセットがあります。遠方への移動が必要な場合は、移動や宿泊費などその他の費用もかかる傾向があるので、事前にしっかりと確認しましょう。
項目②撮影日
撮影日を週末や祝日にすると、2万円ほどの追加費用がかかる傾向があります。
また、気候が安定している春や秋、長期休暇期間は、フォトウェディングでも人気の時期でロケーション撮影が高いため、シーズン料金として別途、1万円から2万円発生することも。
季節にこだわりのないカップルは、平日だけでなく梅雨時期などのオフシーズンも検討してみて。費用を抑えるだけでなく、観光客が少ないプライベートな空間でゆったりと撮影に臨めたりとプラス面もありますよ。
項目③衣装の数とグレード
フォトウェディングの基本プランには、衣装が含まれている場合が一般的ですが、新作ドレスやブランドドレスなどドレスのグレードによっては、追加料金が発生します。
衣装にこだわるかたも、まず基本プはラン内の、追加料金なしで選べる「基本衣装」から探してみて。気に入った衣装がグレードの高いラインナップにしかなければオプションで追加しましょう。
また、一般的に衣装のドレス数を増やすと費用は上がります。お気に入りの1着に絞ることで、衣装代を節約できます。ウェディングドレスと和装の両方を着たい場合は、ドレスと和装の両方の衣装が含まれるお得なプランを検討すると良いでしょう。
項目④美容着付
和装の場合は、着付け等の料金がかかるため洋装より1.4倍ほど高くなる傾向があります。当日に上手く希望を伝えられるか心配な方は、事前に着物の仕上がりイメージの写真を保存しておくのもおすすめです。ただし、プロの意見とは異なる場合もあるため、よりよく見える提案をしてもらいましょう。
また、ヘアメイクのリハーサルを確認してもらいたい場合は、追加料金が発生することがあります。事前にヘアメイクの練習を自分で行って、知人に仕上がりのイメージを確認してもらうのもひとつの手です。
希望通りにメイクの仕上がりができるか、事前にプランナーと相談できるサービスがあるかがフォトウェディング会社選びのポイントです。
項目⑤小物料金
撮影に使用する小物の持ち込みは、どのプランでも費用節約のポイントです。小物リースやレンタルよりは、扱いも心配のない持参のものがおすすめですが、費用は抑えられても準備に時間や手間がかかります。
お忙しいおふたりは1つだけペアにするなどシンプルな撮影にすることで、スタイリッシュな仕上がりかつ費用を抑えられますよ。
項目⑥ブーケ代
デコルテフォトグラフィーの基本プランにはブーケが含まれていますが、事前に相談したうえでお店にオーダーしたり、手作りのブーケを持ち込んだりと、理想を叶えることもできます。
また、生花ブーケではなく造花ブーケを使用することで、費用を抑えられるだけでなく、持ち運びが楽で、記念として手元に残せるメリットもあります。
項目⑦データ・アルバム代
撮影後のデータ・アルバムなどの商品選びが、フォトウェディングの費用を抑える最重要ポイント。最近では、アルバムを購入せずにデータのみのプランを選ぶかたも多いようです。
データ数により価格が大きく変動しますが、価格が明示されていないサイトもあるので事前の確認が必ず必要です。さらに、後から追加でデータを購入すると、割高になることもあるので、プラン内容は事前によく確認しましょう。
デコルテフォトグラフィーでは、お得な全データプランのセット料金を明示していますよ。
アルバムに関して、ページ数だけでなく、表紙のデザインに凝ったものにしたい場合は追加料金が発生する傾向にあります。
フォトウェディングは絶対外せない優先順位を決めておけば喧嘩しない
フォトウェディングの計画を進める中で、予算や内容を決めるにあたって夫婦間で「費用を抑えたい」という気持ちと「理想の写真を残したい」という気持ちの間で意見が食い違うことも。
「とにかくロケーションにこだわりたい」「衣装は妥協したくない」「データはたくさん欲しい」など、何に1番こだわりたいか、ふたりで話し合って優先順位を決めておくことが重要です。
追加予算
理想を追求すると、どうしても予算は膨らみます。事前に「基本予算」だけでなく「追加でどこまでなら出せるか」の具体的な上限予算を、ふたりで決めておきましょう。
例えば、「基本プランで〇〇万円、そこからプラスで上限〇〇万円までならオプションを追加してもOK」といった具体的な金額を設定。具体的な金額を設定することで、見積もりを見た際に冷静な判断ができるようになりますよ。
費用は分担?夫婦どちらがだす?
フォトウェディングの費用をどう分担するか、事前に話し合っておくこともポイントです。
撮影代金やアルバム代、衣装代など、かかった費用をふたりで公平に平均したり、項目ごとに分担するのも手です。こだわりたい項目がある方がその費用を負担することで、不満も減らせます。
相談会やキャンペーンを活用しよう!
ウェブサイトの情報だけで足りない情報は、積極的に実際に各フォトウェディング会社の相談会やオンラインカウンセリング、キャンペーンを活用してみましょう。
プロの意見を聞きながら、自分たちの希望に合った最適なプランを出してもらえば、より現実的なフォトウェディングの形が見えてくるはずです。
さらに、各社が実施しているキャンペーンや期間限定の割引プラン、早割などのキャンペーンや特典も上手に活用すれば、土日祝日料金でも平日と変わらない価格でフォトウェディングが叶えられることも。
フォトウェディングでの失敗談もご紹介
スタジオ撮影からロケーション撮影、家族と一緒に撮影など、さまざまなスタイルがあるフォトウェディング。関わる人や決めることが多い分、想定と違うこともあるため、事前に確認しておかないと失敗がつきもの。
- 予算を超えた費用になってしまった
- ブライダルメイクが微妙に可愛くなかった
- 気に入った衣装はグレードが高く選べなかった
- 撮影時に緊張しすぎて表情が固くなってしまった
- アルバムとデータを迷った結果、使わないほうを選んでいた
- 写真の仕上がりが思ったものと違う
など、「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまうことも。後悔しないためにも、事前の準備やプランナーやカメラマンとイメージを具体的に共有しておきましょう。
デコルテフォトグラフィーで叶える50万円のフォトウェディング体験
憧れの『沖縄』で叶えるリゾートフォトウェディング
沖縄の美しいロケーションでの撮影は、まさにリゾートウェディングの醍醐味です。
プラン例:〈北部ビーチフォト〉
土日を利用した基本プランに、写真全データ(300カット以上)と20ページのアルバム(35カット)の両方を追加しても、合計で35万円ほど。
沖縄での2泊3日カップル旅行の標準的な費用が13万〜15万円であることを考えると、旅行と撮影を合わせても50万円の予算に収まる可能性があります。エメラルドグリーンの海と白い砂浜で、最高の思い出を形に残せます。
『東京駅』の洗練された空間でロマンチックな撮影
東京のフォトウェディングは、スタイリッシュな街並みや歴史的な建築物を背景に、洗練された写真を残したいカップルにぴったりです。
プラン例:〈東京周遊ロケーション〉
土日やハイシーズンに撮影する場合、基本プランに20ページのアルバム(25カット)と写真全データ(200カット以上)を追加すると、合計で30万円ほどになります。
撮影後に「ザ・トーキョー・ステーション・ホテル」や「マンダリンオリエンタル東京」といった高級ホテルのラグジュアリープランにふたりで宿泊すると、費用は20万円ほど。撮影とホテルでの優雅な滞在を合わせても、50万円ほどに収まることも。
幻想的な冬の『北海道』で特別な体験
冬の北海道は、雪景色の中でしか撮れない幻想的な写真を求めるカップルに人気のフォトロケーションです。
プラン例:〈(冬季限定) 動物スノーロケーション〉
土日やハイシーズンに基本プランを利用し、写真全データ(250カット以上)と20ページのアルバム(25カット)を追加した場合、合計で33万円ほど。
冬の北海道での2泊3日カップル旅行の標準価格が15万〜20万円であることを考えると、旅行費用と合わせても50万円ほどで楽しめるシーズンも。動物たちとの触れ合いや、真っ白な雪景色の中で、特別なフォトウェディング体験に。
まとめ
フォトウェディングに50万円をかけることは、平均よりも高めの予算設定ではありますが、その分、希望するロケーション、衣装、アルバム、オプションなど、ふたりの納得いく形で理想のウェディングフォトを叶えられます。
何年経っても色褪せないような最高の体験となるフォトウェディングを、デコルテフォトグラフィーで叶えてみて。