古典的で今っぽい色打掛
こんにちは!下山です!
今回も前回に引き続き色打掛のご紹介です!
今回は慶陽 白 IU00458 です。
このお着物は、花嫁様のこんなのを着たい!というお声からできた、今っぽいトレンドのあるお着物になっています。
古典的な柄ですが、トレンド感もあり、大人可愛らしい色打掛となっております。
今回も前回に引き続き色打掛のご紹介です!
今回は慶陽 白 IU00458 です。
このお着物は、花嫁様のこんなのを着たい!というお声からできた、今っぽいトレンドのあるお着物になっています。
古典的な柄ですが、トレンド感もあり、大人可愛らしい色打掛となっております。
お着物の「色」について
この色打掛は、多彩な色を使いながらも、非常に上品でまとまりのある配色が魅力です。
- 地色(ベースの色):生成り色(きなりいろ) 真っ白ではなく、少し黄みがかった暖かみのある「生成り色」です。この色は日本人の肌によく馴染み、花嫁さまの表情を優しく、柔和に見せてくれる効果があります。
- 柄の色:朱赤・オレンジ・青・緑 柄には、お祝いの席にふさわしい朱赤やオレンジが主役として使われ、全体をパッと明るく華やかにしています。そこに落ち着きのある青や水色、若々しい緑が加わることで、デザインに深みとリズム感が生まれています。
- 差し色:赤と金 裾の部分に見える裏地の赤(ふき)が、歩くたびにちらりと覗き、花嫁の美しさを際立たせる粋なアクセントになっています。 また、柄の輪郭などには金彩(きんさい)がふんだんに施されており、光が当たるたびに上品に輝き、豪華さを演出しています。
お着物の「柄」について
全体には「百花繚乱(ひゃっかりょうらん)」をテーマに、おめでたい意味を持つ花々が咲き誇っています。
- 菊(きく) 丸い形で描かれているのが菊の花です。「長寿」や「無病息災」「高貴」の象徴とされ、古くから愛される吉祥文様(きっしょうもんよう)です。
- 牡丹(ぼたん) 大ぶりで華やかに描かれているのが牡丹です。「百花の王」とも呼ばれ、「幸福」「富貴(豊かで身分が高いこと)」を意味します。
- 橘(たちばな) 葉とともに小さな実が描かれているのが橘です。「長寿」や「子宝」を願う、おめでたい文様です。