フラワーシャワーの意味合いや費用、ゲストとみんなで盛り上げるコツも解説

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フラワーシャワーの意味合いや費用、ゲストとみんなで盛り上げるコツも解説

こんにちは。国内最大級のフォトウェディング「デコルテフォト」編集部です。

フラワーシャワーはゲストが新郎新婦を華やかに祝福する結婚式での人気演出のひとつ。せっかくのフラワーシャワーなら、花びらにもこだわって、華やかに開催したいですよね。豪華に見えるようにするには、実は1人あたりの花びらの枚数が重要です。

ただ、花びらをたくさん用意するとなると、予算や準備、後片付けが実際にどれくらい大変かは予想がつかないもの。

そこで、今回は結婚式でフラワーシャワーをしたい方に向けて、具体的な費用や演出を盛り上げるコツに加え、花びら以外にも華やかに見える演出10選を紹介します。




フラワーシャワーとは





そもそもフラワーシャワーとは、どのような演出で意味があるのでしょうか。華やかに演出するために、基礎知識を覚えておきましょう。


フラワーシャワーの由来



フラワーシャワーの起源は、諸説ありますが古代ローマの「ライスシャワー」が有力とされています。

古代ローマでは、豊かさの象徴である「麦」を新郎新婦にふりかけ、子孫繁栄や豊作、食に困らないようにという願いを込めていました。

後に「米」をふりかけるライスシャワーとなり、時代とともに「花」をまくフラワーシャワーへと変化していったそう。もともとは、ふたりの新生活を案じて応援する習わしから由来しているそう。


舞い上がる花びらで幸せを演出



フラワーシャワーは、挙式を終えて教会から出てきた新郎新婦の周りに、ゲストが花びらをまいて祝福する人気の演出。

舞い上がる花びらを浴びながら歩く新郎新婦は、より一層幸せそうに見えます。また、床に広がる花びらも華やかで美しく、結婚式をたくさんの人に祝ってもらう感動的なワンシーンを演出できますよ。


フラワーシャワーの費用はいくら?





フラワーシャワーの演出を取り入れるにあたって、気になるのが費用ではないでしょうか。結論としては、フラワーシャワーの費用は、花びらの種類、会場の規模や、ゲストの人数などによって左右されます。

フラワーシャワーが生花の場合

生花の花びらを使う場合の費用の目安としては、仮にゲストを50人招待するとして、一人あたり300円程度です。およそ15,000円の費用が必要となります。

とはいえ、上記はあくまでも生花から算出した目安であり、利用する式場によってはフラワーシャワー用の花びら1カゴ毎に料金が設定されている場合もあります。

挙式のプランにフラワーシャワーの演出が含まれている場合には、ゲストの人数で予算が変わるのか確認しておきましょう。

フラワーシャワーが造花の場合

造花のペタルシャワーで仮にゲストを50人分の花びらを用意する場合、およそ生花の半分ほどの8,000円ほどで用意できます。

ただし、式場によっては、持ち込み費用がかかる場合や、造花を持ち込めない場合もありますので事前に必ず確認しましょう。


フラワーシャワーは何枚必要?盛り上げるコツや注意点




フラワーシャワーを行う際、花びらは何枚程度準備するのがベストなのでしょうか。

必要な枚数だけでなくうまく盛り上げるコツ、注意点などについてもご紹介します。


華やかにしたいなら枚数は重要


フラワーシャワーを行う際、華やかな演出にしたいのであれば1人あたりの枚数は多めに設定しましょう。花びらの量が少ないと、舞い上がる量が少なく盛り下がったような印象をゲストが受けてしまいます。

また、舞い散った後に床に広がる花びらの枚数も少なくないと切ない印象になります。

フラワーシャワーでは、少なくとも大人の片手におさまる程度の花びら(5〜10枚)を確保できるように準備してください。ゲストの参加人数が少ない場合は、両手に持ってもらうのも、ひとつの手ですよ。


どちらにしろ、結婚式ではフラワーシャワーを行う際は予算を削りすぎないように注意しましょう。


造花の場合は素材感を重視


造花を使用する場合は、素材感を重視して選ぶ必要があります。造花の素材によってはチープな印象を感じてしまうため、結婚式にはふさわしくないケースも少なくありません。

造花のメリットは、生花の花びらよりも軽くて舞いやすい点。結婚式のシーンをより盛り上げてくれる造花は、フラワーペタルがおすすめ。

生花のような質感でありながら、造花であるため時間が経過しても変色したり変質したりする心配がなく、綺麗な状態のまま結婚式を彩ってくれます。


式場に確認をとる


フラワーシャワーを演出として計画する際には、そもそも会場で認められているかを確認しましょう。結婚式を挙げる場所によっては、生花でも造花でもフラワーシャワーが認められていないケースがあります。

結婚式準備が進んでから慌てないよう、事前に式場に確認をとっておきましょう。


ゲストへの配慮を忘れずに


フラワーシャワーを演出に加えるのであれば、ゲストへの配慮を忘れないようにしましょう。フラワーシャワーはゲストあっての演出です。

また、一般的に、フラワーシャワーは屋外で立った状態で行われる演出です。天候や参列するゲストの状態によっては負担になるかもしれません。

夏などの暑い時期に結婚式を挙げる際には、フラワーシャワーのための外での待ち時間を短くしたり、冬時期の寒い時期であれば温かい飲み物をゲストに配ったりするなど、配慮を怠らないようにしましょう。

また、ゲストが花びらを握り続けるのは大変なので、まとめて入れておけるような「シャワーコーン」という容器を準備しておくと喜ばれます。「シャワーコーン」は紙コップをデコレーションして作ってもOK。


フラワーシャワーには何の花を使う?おすすめの花




フラワーシャワーを行う際、何の花を使えばよいの?と悩む方も多いのではないでしょうか。

最適なのは、バラやラベンダー、マーガレットなどです。

それぞれには以下のような花言葉があるので、花選びの参考にしてください。




花びら選びに迷ったら、以下を参考にしながら結婚式で使用するイメージを膨らませてみてください。


バラ


結婚式のフラワーシャワーで人気の一つでもあるのが「バラ」です。バラは、香りのよい花であり、「花の香りを漂わすフラワーシャワー」として活用できます。

また、バラは赤色以外にもピンク色や白色、オレンジ色など、バリエーション豊富なカラーが魅力です。紅白で混ぜて使ったり、ピンクや黄色、オレンジ色とグラデーションにしても素敵ですよ。


ラベンダー


穏やかで優しい香りが特徴のラベンダーには、リラックス効果があるとされています。よく、睡眠前のアロマとして用いられる場面も多く、万人受けする花でもあります。

小さいお花ですが、パープルの色合いも鮮やかで香りも豊かなので、夏の時期の結婚式の演出としてふさわしいお花です。


マーガレット


白やピンク、黄色など色の種類が豊富で、明るい色合いが魅力的なマーガレットは、結婚式でのフラワーシャワーにピッタリ。特徴的な香りは少ないものの、鮮やかな花びらが特徴的で写真映えするタイプです。


ただし、花びらが細かいのが特徴であり、掃除に手間がかかるといった難点があるため、予算が合えば花びらでなく花ごと舞い上げても素敵ですよ。

また、会場によっては、マーガレットの花びらでの、フラワーシャワーを想定していない場合もあるので、事前に確認しておくと安心です。


フラワーシャワーより散らかりにくい演出

フラワーシャワーのようにゲストから祝福の演出をしてほしいけれど、片付けなどを考えると式場に頼みにくいというかたにほかに人気な演出もご紹介します。

バルーンシャワー

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ゲストがバルーンスティックを1人1つずつ持ち、新郎新婦を風船でいっぱいにする演出。 花びらより大きく目立つのが魅力。
花びらのように細かくないため片付けも、比較的散らばりにくくスムーズに済ませられるのもメリットです。

リボンワンズ

杖(ストローや割り箸で代用可)の先に長いリボンと小さな鈴をつけたものを用意し、ゲストから新郎新婦に向かってフリフリしてもらいます。
鈴の音が鳴り、聴覚的にも華やかに。リボンは回収せず、記念として持ち帰ってもらうことも可能です。子どもが参列する式なら喜ばれるかもしれません。

スパイダーシャワー(手投げテープ)

投げると蜘蛛の巣のようにテープが伸びる、手元から離れないタイプのクラッカーを使っての祝福。派手でボリュームが出るため、写真のインパクトは大です。テープが散らばらないので片付けも比較的ラクです。

ペンライト・サイリウム

ペンライトをゲストからふたりに向け、アイドルのライブのように、振ってもらいます。入場時や乾杯時など、部屋が少し暗くなるタイミングも盛り上げます。カメラマンの技術によっては非常に幻想的な写真が撮れます。

 フラッグ(手旗)

お好きなデザインを印刷した小さめの旗をつくり、ゲストに振ってもらう演出です。スティックはストローや割り箸で作れます。席に置いておき、入場などのタイミングで振ってもらえば渡すのもスムーズに進行できます。
また、旗にゲストの名前を書いて「席札」として使えば、ペーパーアイテム代の節約にもなり一石二鳥。手作りが面倒な方はプロップスやキャンディーなどでもOK。
旗は手元に持つだけなので、周りが散らからずにお祝いを演出できます。

予算を抑えてゲストが参加できる演出アイデア

散らからずに用意できるとはいっても、小道具に予算がかかってくると結局、大変な思いをするのは新郎新婦ですよね。

ここからは、ゲストに手伝ってもらいながら結婚式の演出を盛り上げるアイデアをご紹介。本来のフラワーシャワーの意味合いのようにおふたりの新生活を応援してもらえるような演出を探しましょう。

スマホライト

ゲスト自身が持っているスマートフォンのライトを点灯してもらい、振ってもらいます。

会場を暗転させるだけで、「星空」のような感動的な空間になります。進行は司会者から「お手持ちのスマホを取り出して…」とアナウンスするだけでOKです。

紙飛行機・折り鶴シャワー

ゲストに折り紙を渡し、待ち時間に思いをこめ「折り鶴」や「紙飛行機」を折ってもらいます。
ゲスト参加型で待ち時間も楽しめます。「紙飛行機」は、席から新郎新婦(高砂)に向かって飛ばすスタイルでも素敵です。※先端を少し折って安全対策をすると安心です。

少しおしゃれにしたいなら英字新聞を折り紙サイズにして準備しても素敵ですよ。

落ち葉をコンフェッティ代わりに

ガーデンウェディングの方が対象ですが、ガーデンにある落ち葉を使ったコンフェッティの許可がでれば後片付けも少なく費用も大きく抑えられますよ。やわらかな葉っぱを選んでゲストからの祝福を受けてみては、いかがでしょう?

シャボン玉シャワー

こちらも、ガーデンウェディングで許可が出た場合となりますが、シャボン玉を使ったお祝い演出も素敵です。シャボン液は100均などで揃えられるため手軽に行えます。また、この演出ならゲスト全員でなく数名に手伝ってもらえば華やかにできるため比較的、予算もかけずに済みます。

ペーパーシャワー(大きめにカット)

各テーブルに色画用紙をハートや星型に切って準備、ゲストにメッセージ付きで投げてもらいましょう。クラフトパンチを使えば手軽に作れます。自分で作る場合は「直径3〜5cm以上」の大きめサイズにすると、片付けやすいですよ。

フォトウェディングなら小さめのコンフェッティを舞い上げて素敵な一枚を撮影することも可能です。


まとめ:フラワーシャワーで華やかなシーンを演出しよう





お花を使ったフラワーシャワーは、結婚式に華やかさをもたらしたり、盛り上げたりするだけでなくゲストからの祝福をたくさん浴びれる演出です。

式場では叶わない演出もあるかも知れませんが、国内でウェディングフォトの先駆けとして誕生したフォトスタジオ・デコルテフォトグラフィーなら、結婚式のような演出での前撮り・後撮りに対応していますよ。

また、お花をテーマにしたスタジオも多数完備。新郎新婦の希望に合わせて、フォトグラファーとヘアメイクがイメージに合わせて素敵な演出をお手伝いします。衣装も定番から流行まで、4,000着以上の和・洋衣装のラインナップを取り揃えています。


最高の瞬間を逃さない!フォトウェディングなら「フラワーシャワー」も自由自在



ここまで結婚式でのフラワーシャワーについて解説してきましたが、実際の式場では「掃除が大変だから生花はNG」「持ち込み料がかかる」「次のスケジュールの関係で時間がとれない」といった制約が多いのも事実です。

また、挙式本番のフラワーシャワーはほんの数秒で終わってしまいます。「目をつぶってしまった」「思うような表情が撮れなかった」という失敗も起きがちです。

そこでおすすめなのが、フォトウェディング(前撮り・後撮り)でフラワーシャワーのシーンを残すことです。フォトウェディングなら、式場にはない次のようなメリットがあります。

1. 納得いくまで「リテイクOK」!奇跡の1枚が撮れる

結婚式本番はやり直しがききませんが、フォトウェディングなら納得いくまで撮影が可能です。「花びらが舞う量」「二人の表情」「光の当たり方」など、カメラマンと相談しながらベストな瞬間をこだわって切り取ることができます。

2. コンフェッティも造花も持ち込み自由

式場では断られがちな「コンフェッティ(紙吹雪)」や「特定の色の造花」なども、スタジオ撮影なら自由度高く取り入れられます。お二人のテーマカラーに合わせたり、推しの色を使ったりと、オリジナリティあふれる演出が可能です。 ※持ち込みの可否はプランやスタジオにより異なりますのでご相談ください。

3. 天候や風に左右されないスタジオ撮影

屋外のフラワーシャワーでは、強風で花びらが意図しない方向に飛んでいったり、雨で中止になったりと天候のリスクがあります。屋内スタジオなら、空調の効いた快適な空間で、ヘアメイクの崩れも気にせず撮影に集中できます。

デコルテフォトグラフィーでは、シンプルな背景からお花に囲まれたセットまで、フラワーシャワーが映えるシチュエーションを多数ご用意しています。「こんな写真が撮りたい!」というイメージ画像があれば、ぜひカウンセリングでお見せください。


Q&A





Q:フラワーシャワーをイメージした写真は撮影できますか?

A:たくさんの花に囲まれた写真や、フラワーシャワーのように花びらを散らした写真の撮影だけでなくフラワーモニュメントの前での撮影が可能です。


Q:造花を使った撮影は可能ですか?

A:品質の高い造花を使った撮影が可能です。