ウェディングドレスの試着に行くなら!当日の服装とスムーズな立ち回りを知っておこう
ウェディングドレスは、花嫁にとって永遠の憧れ。しかし、試着を予約するうえで「何を準備すればいいの?」「1店舗だけで理想の一着は見つかるのか?」「すぐに契約しなきゃいけないの?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
ウェディングドレスを試着して検討するなら、事前の準備と当日の立ち回りが重要です。
憧れのドレス姿に近づくために、スムーズに試着できる手順や準備を国内最大級のフォトウェディングスタジオ「デコルテフォト」編集部がご紹介します。
試着のウェディングドレスって何回まで無料で着られる?
ウェディングドレスを試着するタイミングでは、「何回まで試着できるの?」「試着といってもどんなドレスを試してもいいの?」という疑問を持つ方もいるかもしれません。
複数のドレスショップの公式サイトや口コミを調査すると、1回の来店での試着は4着を上限としているショップが一般的です。多くのショップでは試着自体は無料ですが、人気ブランドのドレスや、店舗にないドレスを取り寄せてもらう場合には、数千円〜数万円の送料や取り寄せ手数料が発生することもあります。
もちろん、1回の試着で運命のドレスに出会える方もいれば、納得がいくまで複数の店舗を訪れ、試着を重ねる方もいます。
ウェディングドレスを試着する当日の服装や事前の準備は?
花嫁にとって、心躍らせる挙式に着る大事なウェディングドレス。ドレスの試着には、事前の準備をして行くと挙式当日のドレス姿に近いイメージが掴めるようになりますよ。
ウェディングドレス試着当日の服装や準備について、実際に衣装レンタルを実施するスタジオからのアドバイスを見ていきましょう。
試着行くときの服装や靴
スムーズに試着を進めるためには、着替えの効率を考えると、ファスナーやボタンが少なく、シンプルな服装がおすすめです。
また、ウェディングドレスを試着する際には、ドレス丈を確認するためヒールが高いブライダルシューズを履くことがほとんど。慣れないヒールで長時間立ちっぱなしになることもあり、帰宅時には足が疲れてしまうかもしれません。そのため、行きや帰りには、サンダルやスニーカーなど、楽に歩ける靴を履いていくと良いでしょう。
試着へ行くまでにムダ毛処理も
ウェディングドレスは普段の洋服と違い、背中や胸元など露出しているデザインが多いです。当日までに、背中やデコルテ、脇のムダ毛は処理しておくと、周囲の目を気にせず試着できます。
また、肌に負担をかけないムダ毛の処理方法を選ぶだけでなく、処理後の乾燥しやすい肌は、ボディクリームやローションでしっかりと保湿しましょう。試着日に全身のコンディションを整えておけば、ウェディングドレス選びに集中できますよ。
生理になったらどうする
もし生理になってしまった場合でも、多くのショップでは試着可能です。経血漏れが心配な場合は、ナプキンだけでなくフィットする形のライナーやタンポンを併用してもよいでしょう。
ただし、生理中は、むくみやすかったり、お腹が張ったりして、体調が不安定になりがちです。 前日はしっかりと睡眠をとり、体を冷やさないように気をつけましょう。もし体調が優れない場合は、無理をせずに試着日を変更することも大切ですよ。
ドレスの試着にメイクは普段通りでいいの?
基本的にはいつも通りのメイクで大丈夫ですが、ノーメイクは避けましょう。ドレスの華やかさに顔が負けてしまい、顔色が悪く見えてしまうこともあります。
対策としては、少しだけ華やかな色味のリップを持参して試着前につけるなど、簡単なメイク直し道具を持っていると安心です。
ウェディングドレスを試着するのに必要な持ち物
ウェディングドレスの試着は、限られた時間で進められることが多いため、忘れ物をして中断するのはもったいないですよ。当日に焦らないためにも、事前に持っていくべき小物を確認してみて。
ブライダルインナー
ブライダルインナーは、ドレス姿を美しく見せるための専用下着。持っている方は、必ず持参しましょう。
持っていない場合でも、ドレスショップ内でレンタルできることが多いです。肌に直接触れるものなので、レンタルでは気になる方は、肩紐が外せるチューブトップや、背中が大きく開いたキャミソールを着ていくと、ブライダルインナーの代用になりますよ。
また、色の濃いインナーでは、白いドレスに合わせると色が透けてイメージが掴みにくく感じる可能性があるので、ベージュなど透けにくい色がおすすめです。
ストッキング
試着する店舗によっては、ストッキングの着用をお願いされる場合もあるので、持参していくと安心です。白い薄手のドレスにも合わせることがあるため色付きや厚手のものは避け、肌の色に近い薄手のものを選ぶようにしましょう。
また、ストッキングを履いておくことで、ドレスを傷つけにくくなり、スムーズに着脱できるというメリットもあります。
アクセサリーや小物
ドレスの雰囲気に合わせて、髪型をアップにしたり、ダウンスタイルにしたりすることで、全体の雰囲気をよりリアルにイメージできます。試着日は、さっとまとめられるようなヘアゴムやクリップのほか、挙式で使いたいと思っているヘアアクセサリーを持参してドレスとの相性を確認してみてもいいかも。
ウェディングドレスの試着で困った疑問を解決
いざ試着の場に行ってみると「気に入ったドレスがないけど担当者へ、どう伝えればいいの?」「たくさん着すぎて分からなくなった…」など、予想外の悩みに直面することも。
ここでは、実際の試着シーンで発生する問題や疑問に寄り添いながら、解決策をご紹介します。
ドレスの試着には結構時間がかかる?付き添いはどうする?
ウェディングドレスの試着には、カウンセリングやヘアメイクなどの時間を含むと1回の来店につき平均2〜3時間ほどかかります。事前に着たいドレスの品番や画像などを控えておくと、担当者に好みを共有しやすく、試着もスムーズに進みます。
ウェディングドレスを何着も試着していくうちに、最初に感じた感動が薄れ、どれが自分に似合うのか分からなくなる「ドレス迷子」になる花嫁も少なくありません。
そんなときのために家族や恋人、友人などに付き添ってもらいましょう。客観的な意見をもらいつつ写真や歩く姿、座った様子を撮影してもらうことで、ドレスとの相性はもちろん、ドレスの動きやシルエットなど当日のイメージがより鮮明になりますよ。
試着だけして気に入らなかったときは?
「なんとなくイメージが違う」「正直好みじゃない…」と感じたとき、担当者へどう伝えたらいいか悩みますよね。
そんなときは、正直にあなたの好みのスタイルを具体的に伝えましょう。「Aラインのドレスをもっと着たい」「レースよりチュールの素材が好き」など、どこが理想のイメージと違ったのかを具体的に伝えることで、スタッフもより的確な提案ができるようになります。
それでも気に入るものがなければ「今回はイメージに合うものがないため、一度持ち帰って検討します」と正直に伝えて大丈夫です。
サイズ調整依頼したら購入しなきゃダメ?
ウェディングドレスの試着で「サイズ調整ができるか確認したドレスは、購入するべき?」と疑問に思い、言い出せない方もいるはず。結論から言うと「このドレスが気に入った場合、サイズは調整できるか?」と相談をしただけの場合は購入しなくても大丈夫。契約書にサインしたあとには、正式な契約になります。
多くのドレスショップでは、花嫁が安心してドレス選びができるように、サイズ調整やデザインの変更について、契約前の段階で丁寧に説明してくれます。
後から後悔しないためにもサイズ調整に発生する料金について、事前にしっかりと確認しておきましょう。
まだダイエット中でサイズを選ぶのに迷う
「まだまだ痩せてからドレスを着たい」とダイエット中に試着へ行く場合、小さめのサイズを選んでよいのか迷いがあるはず。
ダイエット中の場合は、まず現在の自分のサイズを正直に伝えたうえで、ダイエットの目標(マイナス〇kgなど)を伝えれば、ドレスショップのスタッフが体型に合わせて最適なサイズのウェディングドレスを提案してくれます。
ほとんどのショップは最終フィッティングがあり、体型に合わせたサイズ調整を行ってくれますよ。
ウェディングドレスの試着はレンタルや無料フェアを上手く活用して
ウェディングドレスを試着したいけど、様々なデザインを着てみたい方や費用を抑えたい方には、レンタルやキャンペーンを賢く活用するのがおすすめです。
ウェディングドレスは高価なものも多いですが、レンタルなら費用を大幅に抑えられますよ。
ATELIER Puretéでは、ウェディングドレスの衣装や和装のレンタルも行っています。式場との提携がないため、自由に衣装選びができるのが大きな魅力。芸能人が着た衣装や撮影プランがついたコースもあるので要チェックです。
さらに、デコルテフォトグラフィーでは、ウェディングドレスの無料試着フェアも随時開催しています。「まだドレスのイメージがわかない」「どんなドレスが似合うのか知りたい」という方も、ぜひお気軽にご参加ください。プロのスタイリストやヘアメイクアーティストが、あなたの理想や雰囲気に合わせて、ぴったりの一着をご提案します。
まとめ
ウェディングドレス姿は、花嫁にとっての永遠の憧れ。ドレスの試着時間は、自分に似合うドレスを見つける重要な機会です。事前に心配な点を確認しておくことで、最高のドレス選びができるはず! キャンペーンやフェアを上手く利用しながらあなたが一番素敵に見える一着を選んでください。