カメラマンへの依頼、フリーランスとスタジオの違いを徹底比較!料金相場や注意点は?

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カメラマンへの依頼、フリーランスとスタジオの違いを徹底比較!料金相場や注意点は?

理想の写真撮影を実現するために要となるのがカメラマン探し。この記事では、カメラマンに撮影を依頼する際の流れや、注意点を解説しています。フリーランスとスタジオ所属のプロカメラマンの違いや、技術の高いカメラマンの見つけ方などを国内最大級のフォトウェディングスタジオ「デコルテフォト」編集部が調査しているので、ぜひ大事な記念撮影の前にチェックしてみて♪


フリーとプロのカメラマンに依頼するときの相場比較と確認事項


個人がカメラマンに写真撮影を依頼する場合、大きく分けてフリーランスカメラマンに依頼するケースと、スタジオに所属するカメラマンに依頼するケースに分かれます。

どちらでも結婚や子どものお祝いの撮影ができるという点では変わりはありませんが、フリーランスとスタジオカメラマンには金額設定や日程調整などに違いが出る場合も。まずは、依頼の流れで発生する違いを確認しておきましょう。

フリーランスカメラマン・知人(派遣登録なし)

SNSや知人を通しても依頼ができる派遣登録なしのフリーランスカメラマン。SNSなどで撮影の雰囲気や技術を確認でき、細かな調整が効きやすいのが特徴です。

フリーランスカメラマンへの依頼金額の相場は、半日で1~3万円ほど、1日にかかる撮影だと5万円ほど。個人で活動しているため、依頼方法により安く撮影ができる場合もありますが、機材トラブルやカメラマン本人の体調不良などで希望していた日程から変更が生じる可能性もあります。

1人でスケジュール管理している場合は、時間や延長日程に限りがあります。そのため、日程変更に費用がかかったり、そもそも変更ができなかったりする場合もあるので注意が必要です。

フリーランスカメラマン(派遣登録あり)

派遣登録ありのフリーランスカメラマンは、撮影会社に登録し、依頼ごとに出張して撮影にあたります。審査制の登録である場合が多いため、一定のクオリティのあるカメラマンも選べます。

金額の目安は、半日で5~7万ほど。会社によっては撮影データ数や時間などにより複数のプランが設けられています。人気の高いカメラマンに依頼する場合、追加の指名料がかかることもあるので、事前に確認が必要です。

スタジオカメラマン

スタジオカメラマンとは、撮影スタジオ(フォトウェディングや冠婚葬祭の写真スタジオ)を専門とする会社に所属するカメラマンのこと。研修やマナーを学び一定の技術が担保されたプロが揃い、海外などのコンテストで受賞歴があるカメラマンも在籍しています。

それぞれの専門性に特化しているため、衣装やヘアメイクなどのスタッフを含めて依頼できるのが嬉しいポイント。金額の相場は衣装やヘアメイク込みで、スタジオ撮影であれば10万円~、ロケーション撮影であれば15~30万円です。撮影時間やロケーション、カット数、カメラマンの指名料により金額が左右します。


フリーとプロのカメラマンに撮影依頼するときの流れの違い

第25回『ゼクシィウエディングフォトコンテスト』優秀賞/渡邉 浩太(シニアフォトグラファー)

フリーランスカメラマンとプロのカメラマンに依頼する際には流れに違いがあります。日程調整だけではなく、撮影内容や衣装・ヘアメイク、撮影データの納期などの細かな点も事前に確認しておきましょう。

撮影前のフロー

  • 撮影リストを作る
  • 納品形式等の画像の確認
  • 撮影の流れを決める
  • 納期を決める
  • メールのやり取り
  • 体調不良の場合の代案

個人で活動するフリーランスカメラマンに依頼する場合、ロケーション撮影での施設使用料やカメラマンの出張・交通費などが追加費用となる可能性があります。事前に基本の撮影料に加えてどのような費用が追加となるのかチェックしておきましょう。

スタジオカメラマンに撮影依頼をする場合は、実際に来店をして打ち合わせを行い見積もりを出してもらうことがほとんど。衣装やヘアメイクもまとめて依頼でき、衣装合わせや当日の撮影希望など、理想イメージを直接伝えられるのがメリットです。

フォトウェディング専門のデコルテフォトグラフィーで撮影を行う場合の流れは以下の通りです。

【 洋装の場合 】ご来店回数3回
打合わせ(初回のご来店)→衣装合わせ(撮影日の4日前までに)→撮影当日→商品の発送

【 和装の場合 】ご来店回数2回
打合わせ(初回のご来店)→撮影当日(衣装選びは撮影前に実施)→商品の発送

デコルテフォトグラフィーでの打ち合わせは、所属のプランナーが担当します。そのため、撮影までに理想の撮影スタイルや希望などをしっかりと共有されているため、安心して撮影当日を迎えられます。ドレスを希望した洋装の場合、撮影日とは別に衣装合わせを行うので、時間を気にせずにじっくりと衣装を選べるのもポイント。

撮影当日

撮影当日は打ち合わせの内容を元に撮影を進めます。違いは、当日の天候に対する対応などです。

フリーランスカメラマンの場合、現地に集合後、準備から撮影を行い、現地で解散することがほとんど。当日の着替えやヘアセットは自分で行うか、移動が少ない撮影場所近くの美容室の予約をおすすめします。また、撮影当日に悪天候となった場合、撮影を続行するのか日程を変更するのか、カメラマンとの調整が必要です。

フォトウェディングを専門としたスタジオで依頼する場合には、雨天時の日程変更ルールが設けられているケースが大半。たとえば、デコルテフォトグラフィーで依頼する場合には、撮影前日の17時までに連絡をすることで日程変更が可能。雨天による日程変更料は不要なので、天気予報を見て調整ができますよ。もちろん、雨天でも撮影したいと希望がある場合は撮影可能です。


撮影後に気をつけるべき注意点


・データの送付に関して
撮影後の流れとしては、データやフォトアルバムの送付があります。どちらも、データ送付の納期目安は2週間~1ヶ月。撮影時におおよその期間を聞いておくと安心です。

フリーのカメラマンに依頼すると、データの送付が普段使わないメールアカウントやSNS上のメッセージにて行われる場合も。迷惑メールに振り分けられる可能性や、保存期間が過ぎてしまうこともあるため、データの受け取り方法の確認も忘れずに。

・費用に関して
ロケーションでのフォトウェディングやお宮参りなどの撮影では、カメラマン指名料や出張費用など追加の費用項目が多くなる傾向にあります。そのため、請求書の項目が明確かどうか、しっかりと確認を行いましょう。

・画像加工に関して
なお、ほとんどのカメラマンは、撮影後に写真のレタッチを行います。レタッチとは写真の明るさや色味の調整をし、補正すること。カメラマンによってレタッチの度合いが異なるため、どこまでの補正を希望しているのか確認を事前に行うといいでしょう。

デコルテフォトグラフィーの場合は、花嫁の姿を美しく表現するためにすべての撮影にライブレタッチが付いています。明るさや色味だけでなく、美肌やスタイルアップ・小顔効果などのカスタマイズも行われるため、より美しい姿を自然に残せますよ。


フリーのカメラマンと、プロのフォトグラファーの違い


フリーランスのカメラマンとプロのカメラマンでは、依頼の流れだけでなく写真の仕上がりやコミュニケーションそのものに違いが生まれる場合があります。

受賞歴

「2025富士フイルム営業写真コンテスト」銅賞/山崎 綾乃(所属:スタジオAN 福岡店/スタジオSOLA美瑛店)

スタジオに所属するフォトグラファーは、国内外のコンテストで受賞歴のあるプロが多いのが特徴。デコルテフォトグラフィーでは、「国際的なプロ写真家協会SWPPが主催するフォトコンテスト」や「ゼクシィウエディングフォトコンテスト」、「富士フイルム営業写真コンテスト」などから評価を受けたフォトグラファーが多数所属しています。

このような受賞歴のあるカメラマンを指名しての撮影依頼も可能。指名料を支払うことで自分たちの理想の記念撮影に近いイメージを叶えてくれるカメラマンを探しやすいですよ。

利用者からの評判

デコルテフォトグラフィーのサイトでは、各フォトグラファーのプロフィールが掲載されています。過去の受賞歴や撮影実績が確認でき、利用者による撮影レポートが見られるのもメリットのひとつ。

以下は、お客様からいただいたコメントです。

「海外に赴任するとお伝えしたところ、カメラマンの百田さんの素敵なアイデアで地図を使った素敵な写真を撮ってくださいました。海ではこちらの無茶ぶりにも快く応じてくださり、私たちらしい思い出の写真を撮ることができました!」
「ヘアメイクはざっくりとしたイメージだけお伝えしたのですが、理想通りとってもかわいく仕上げていただきました!髪の毛がかわいすぎて、何度も写真を見返しています」

ロケーション撮影やスタジオ撮影、思い出の場所での撮影など、さまざまなスタイルでの撮影レポートが掲載されているので、ぜひ夫婦やご家族での撮影イメージを膨らませてみてくださいね。



撮影依頼で失敗したくないなら、こだわりを再現できるチームに依頼

ジャパン・ウエディングフォト・グランプリ 8位/関野 智弥(所属:スタジオAQUA 千葉船橋店)

理想の記念撮影というものは人それぞれ。しかし「このように撮影したい」という理想やイメージを的確に言語化してカメラマンに伝えるのは難しいかもしれません。

こだわりがある撮影で失敗したくないなら、経験豊富なフォトグラファー率いるチームに依頼するのがおすすめ。

事前にプランナーと理想のイメージを固めることで、カメラマンも余裕をもってイメージ通りの撮影をしてくれます。特にロケーション撮影では、切り取り方や雰囲気など、細かなディテールを再現でき、理想に近い撮影が叶いますよ!

自慢のロケーション

デコルテフォトグラフィーで撮影するメリットは、なんといっても豊富なロケーション。北海道から沖縄まで全国各地にスタジオがあり、それぞれの土地での撮影に精通したフォトグラファーが撮影を担当します。

個人では許可取りが必要になるお寺や神社、公園などでの撮影も、一貫してスタッフが対応してくれるので、スムーズに撮影ができますよ。

チームでの対応

フリーランスカメラマンとスタジオ所属のカメラマンの違いは、撮影までのサポートの多さ。たとえば、デコルテフォトグラフィーでは専門のプランナーがお客様と打ち合わせを行い、撮影にまつわる疑問点の解消。撮影当日には撮影イメージやヘアメイク、衣装などを共有された状態で臨めます。

スタジオ所属のヘアメイクスタッフも常駐し、連携の取れたチーム制で撮影をアシストしてくれますよ。


技量の高いフォトグラファーの専門スタジオ


ジャパン・ウエディングフォト・グランプリUnder-29部門 3位受賞/堀川 恵冬(所属:横浜駅前店/スタジオSOLA美瑛店)

写真撮影に特化したプロフェッショナルのカメラマンである、フォトグラファーに依頼したいなら、フォトウェディング専門スタジオのデコルテフォトグラフィーがおすすめ!

全国各地に専門のスタジオがあるロケーション撮影はもちろん、受賞歴のある芸術的な撮影から家族愛をテーマとした温かな写真など希望のスタイルが叶いますよ。イメージに沿った小道具や画角などを提案してくれるのも魅力のひとつです。

デコルテフォトグラフィーに所属するカメラマンの最新の受賞歴や活動は、以下のページで随時更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね。

★カメラマンの受賞や最新のニュースはこちらからチェック!


専門スタジオ

デコルテフォトグラフィーは全国各地に20店舗以上の専門スタジオを展開し、ハウススタジオだけでなく屋内庭園型やチャペル型のスタジオもあり、どんなスタイルにも合う撮影が叶います。

特に茶室を再現した屋内庭園スタジオは、まるで本物の日本庭園のような趣ある雰囲気。人目を気にすることなくロケーションフォトのような撮影ができると人気ですよ。

ドローン撮影

デコルテフォトグラフィーでは、なんとドローン撮影も可能! 沖縄の絶景の海や北海道の大自然など、まるで絵のような美しい撮影が叶います。ドローン撮影では、広角のダイナミックな写真が撮影できるので、ふたりの姿はもちろん、風景を広々と切り取りたい撮影にぴったりです。


まとめ

この記事では、写真撮影をカメラマンに依頼する際の流れや、フリーとプロカメラマンの違いについて解説しました。

フォトウェディング専門のデコルテフォトグラフィーでは、プロのカメラマンはもちろん、イメージを一緒に作り上げてくれるプランナーや経験豊富なスタイリストなど、最高の撮影を叶えてくれるチームがあなたの理想を実現します。

ライター/髙橋美咲