THE SPACE BETWEEN US. ふたりのあいだに流れるもの。
INTO THE GREEN.
森が、ふたりを静かに包む。
神戸には、海だけではない風景がある。
街から少し車を走らせると現れる、約142.6haもの広大な森。世界各地の樹木約1,200種が育つ神戸市立森林植物園は、四季の移ろいをそのまま写し取れる場所だ。新緑、紫陽花、紅葉、冬の木立まで、一年を通してまったく違う表情を見せてくれる。
01.
01.
世界は、ふたりの舞台になる。
The World, Our Ballroom
01
誰もいない午後。
音楽は風が運んできた。
02.
見上げた先に、未来がある。
Look Up to Tomorrow
02
森の高さは、これから歩く人生の長さに少し似ている。
03.
森に咲く。
Bloom in the Forest
花ではなく、
その人自身が景色になっていた。
04.
余白という贅沢。
The Luxury of Space
04
何もない景色ほど、
記憶は自由になる。
05.
帰る場所になる人。
Home Is You
05
家とは場所ではなく、
隣にいる人のこと。
06.
季節が、祝福していた。
Blessed by the Season
06
花は主役じゃない。
それでも、ちゃんと祝ってくれていた。
07.
静けさにも、表情がある。
Quiet Speaks
強さは、大きな声ではなく、
穏やかな眼差しに宿る。
08.
今日が、いちばん自然な笑顔。
Nothing More Than Happiness
08
飾らない笑顔は、
何年経っても色褪せない。
THE LAST SCENE
森は今日も何も変わらない。木々は風に揺れ、
光は葉の隙間から落ち、
季節はまた巡る。けれど、この場所だけは、
今日からふたりにとって特別になる。また何年か後、
同じ道を歩いたとき、
思い出すのはドレスでもタキシードでもない。あの日の匂い。
木漏れ日の温度。
笑い声。写真は、時間を残すものではない。
その日の空気を、未来へ届けるものだ。