FROM NOON TO DUSK ーa story of two, in one beautiful day
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- 新實 眞和
01
01|午後のはじまり The Afternoon Begins
まだ太陽は高く、
空には白い雲が浮かんでいた。
今日という一日は、
ここからゆっくり始まっていく。02
02|小さなふたり Two, Somewhere in the Field
どこまでも続く草原の中で、
ふたりはとても小さい。
それでも、
この場所に残るのは
ふたりの時間。03
03|触れる A Little Closer
言葉より先に、
手が触れる。
何気ない仕草の中に、
ふたりらしさがある。04
04|風の通り道 Where the Wind Goes
すすきの間を抜けて、
風が通り過ぎていく。
ドレスの裾も、
草の穂先も、
同じ方向へ揺れていた。05
05|光の中で In the Light
昼の光はまだ明るい。
その光の中で、
ふたりは少しずつ
この場所に馴染んでいった。06
06|午後が傾く The Afternoon Slips Away
少しずつ、
光が低くなっていく。
同じ景色なのに、
さっきとは違って見える。07
07|金色の時間 The Golden Hour
すすきが光を受けて、
一面の金色になる。
ふたりの間にも、
やわらかな光が差し込む。
この時間を、
もう少しだけ。08
08|同じ景色を見る Looking at the Same View
ふたりでカメラを覗く。
今日撮った写真を見ながら、
また笑う。
写真を残す時間そのものが、
いつか思い出になる。09
09|夕暮れのふたり When the Sun Goes Down
昼の明るさが消えて、
景色が静かになっていく。
一日の終わりは、
少しだけ寂しくて、
だから美しい。10
10|最後の光 The Last Light
山の向こうへ沈む太陽。
すすきが輝いて、
ふたりの輪郭を包んでいく。
今日の最後に残ったのは、
この光だった。11
11|また、いつものふたりへ Back to Us
撮影が終わって、
少し肩の力が抜ける。
笑っている。
なんでもない顔をしている。
でも、
たぶんこういう一枚が
あとから一番思い出す写真になる。
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担当したフォトグラファー
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