ウェディングドレスはなぜ高い?レンタルと購入どちらがお得?

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ウェディングドレスはなぜ高い?レンタルと購入どちらがお得?


結婚式の形は多様化していますが、変わらないのはウェディングドレスという特別な衣装。一度は着てみたいと思っている花嫁さんも多いはず。でも、調べてみると想像以上に高くてビックリした、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そんな憧れのウェディングドレスの費用について徹底解説。なぜ高価なのか、レンタルのメリット、 夢を叶えながらも費用を抑えるコツなどを詳しく紹介します。


ウェディングドレスの平均費用や相場とは? 



まず、卒花を対象に実施されたウェディングドレス費用に関する2つの調査結果を見てみましょう。

・ウェディングドレス1着にかけた費用は28.8万円(※1)
・ウェディングドレス1着にかけた金額は「10~30万円」と「30~50万円」と回答した方がほぼ同数。それぞれ約4割(※2)

ドレスにかかる費用は、30万円前後と言えそうです。ただし、これはウェディングドレス1着のみの費用で、アクセサリーや靴など小物は別になります。

また、結婚式となれば会場代をはじめ、料理や飲物、テーブルを彩る装花、演出、記録の写真や映像など多くの費用が追加されます。こだわればこだわるだけ費用はプラスでかかり、総額は300~400万円ほどに。ウェディングドレス1着にかかるのは結婚式総額の1割ほどと言えるでしょう。

※ゼクシイ結婚トレンド調査2023
各衣裳の費用(各衣裳を購入またはレンタルした人のうち、金額回答者のみ/単一回答)【ウエディングドレス】 https://souken.zexy.net/data/trend2023/XY_MT23_report_06shutoken.pdf

※ドレス検索サイト「ウエディングパークドレス」ウエディングドレス1着あたりの費用

ウェディングドレスが高価になる理由 



10万円未満のリーズナブルなウェディングドレスもありますが、平均は1着30万円。この事実を知った時、意外と高い!と驚かれる人は少なくありません。では一体なぜ、このように高価になるのでしょうか。価格の決め手となるのは「素材」「デザイン」「ブランド」の3つとされています。

素材

価格を大きく左右するのは、素材。つまり生地です。普段着でも素材によって値段に違いがあるため、イメージはしやすいと思います。

多くのウェディングドレスには、シルクやサテンなど天然素材が使用されています。これらは高級素材としても知られており、肌触りが良く、光沢やハリがあり、花嫁の姿を美しく見せてくれるため、特別な日の衣装に相応しい素材と言えます。
しかし、ポリエステルなど化学繊維を使った生地で作ったドレスと比べると、どうしても高くなります。シルクの中でも最高級とされているミカドシルクを使ったドレスは、さらに高くなる傾向にあります。

素材の価格に伴い、ドレスの価格も変化していると言えるでしょう。

デザインの高さや手作りの一点物

デザインも値段が高くなる理由のひとつです。

トレーン(引き裾)が長いドレスは、一目で使用する生地の量が多いことが分かりますよね。他にも、立体的な縫製や複雑な装飾が施されているドレスは布地の量が増えます。シンプルに、使う生地量が増えれば増えるほど、価格は上がると言えるでしょう。

また、ウエディングドレスはとても繊細で複雑なデザインのものが多いため、機械での作業や大量生産が難しく、手作りすることになります。人の手が加わることで価格が高くなったり、ビーズや刺繍、コサージュなどの数や大きさ、素材の質によっても値段が変わったりすることもあります。

ブランド

人気のデザイナーが手掛けたドレスや、海外ブランドのインポートドレスも、デザイナーやブランドそのものに価値があるため高くなりがちです。世界中の花嫁が憧れるブランド、アメリカ・ニューヨークの「VERA WANG(ヴェラ・ウォン)」は、購入すると1着100万円以上するものもあります。

ただし、決して「海外ブランド=高い」というわけではありません。最先端のデザインを取り入れたり、上質な素材が使われたり、高い縫製技術で製作するなど、さまざまなこだわりが価格に反映されているためと言えるでしょう。

ウェディングドレスはレンタルと購入のどっちがいい? 



ウェディングドレスの手配方法はレンタルと購入の2通りありますが、主流はレンタルです。

割合は「9:1」

購入の最大のメリットは、人と被らない、自分だけのウェディングドレスを着ることができる点です。何度でも着られる、汚れを気にしなくてもよい、思い出が手元に残るのも魅力と入れるでしょう。
しかし、作るのに時間がかかったり、クリーニングや保管の手間がかかったり、式場やフォトスタジオによっては持込料が取られる場合もあります。そして、レンタルよりも高額になりがちです。

一方のレンタルは、憧れのブランドやデザイナーの高級ドレスをリーズナブルに借りることができます。さらに、着用後は返却するだけでOKという手軽さ、クリーニングや保管の手間がかからないというメリットがあり、9割の花嫁がレンタルを選択しているそうです。
ただ、人気のドレスは早くに予約が埋まる可能性もあります。また、万が一ドレスを汚したり傷つけたりしたら、クリーニング代や修理代を請求されることもあるため、取扱いには細心の注意が必要です。繰り返し着る予定があったり、屋外での撮影を希望するなら、購入の方がお得になるかもしれません。

憧れのブランドならレンタル

有名デザイナーや有名ブランドのドレスを選ぶなら、レンタルがおすすめです。
購入よりもリーズナブルに借りることができます。また、結婚式の会場やフォトスタジオによっては、割引サービスやパックプランが用意されていることもあります。


このように、一概に購入が良い、レンタルが良いと決められるものではありません。理想の結婚式やフォトウェディングを叶えるために、自分たちのプランに合わせて選ぶことが大切です。

ウェディングドレスの費用を抑える方法



予算を気にしながらも、妥協せずに憧れのウェディングドレスを着たいですよね。上手なドレス選びや衣装のトータル費用を抑える方法を紹介します。

2通りの着こなしができるドレスを選ぶ

結婚式では、ウェディングドレスと、お色直しや二次会用のカラードレスの2着を選ぶ花嫁が多くいますが、1着で2着分を楽しむ方法があります。それが2WAYドレスです。ボレロやケープを外したり、オーバースカートを巻いたり、リボンベルトを付けられるものなどデザインはさまざま。印象をガラリと変えるものもあり、会場も盛り上がるはずです。また、着替えにかかる時間を短くできるため、ゲストとの時間をたくさん作れるというメリットも。もちろん、費用も抑えることができます。

ドレス以外の小物類を自分で用意する

ネックレス、イヤリング・ピアスなどのアクセサリー、グローブ、靴、ハンカチなどの小物も必要になります。これらすべてをレンタルするのではなく、自分で用意することで安く抑えることもできます。もし、自分で揃えるなら、ドレスやヘアメイクとのバランスを考えながら用意しましょう。

複数のレンタルショップに確認する

ドレスの料金はお店によって異なるため、いくつかの候補を探して比較するのもおすすめです。
ドレスだけのレンタルなのか、小物やクリーニング代も含まれるプランなのか、料金だけでなく内容もしっかりと確認しましょう。

まとめ:目的に合わせて自分にぴったりのドレスを探そう 

ウェディングドレスは、レンタルでも購入でも決して安い買い物ではありません。予算と相談しながらも、結婚式など室内が中心か、フォトウェディングなど屋外でも着るのかなど、着用シーンを想像してイメージに合うものを選ぶようにしましょう。そして、可愛い、綺麗、着てみたいと直感的に惹かれたドレスを選ぶことも大切です。

デコルテは、世界中の花嫁が憧れるインポートブランドのドレスを多数取り扱っています。さらに、ドレスデザイナーとゼロから作り上げたオリジナルドレスも、定番からトレンドのデザインまでバリエーション豊富に揃っています。きっと、花嫁さんの理想の1着に出会えるはずです。料金や撮影についても気軽にお問い合わせください。